みなさんは「ちくわパン」をご存じですか?
北海道でよく食べられているローカルフードです。
ホットドッグのように、ちくわがパンに挟まっているだけ?とお思いの方・・・それだけではありませんよ!
これから「ちくわパン」に隠された秘密をお教えしましょう。
これを読んだらきっと食べずにはいられなくなりますよ!
ちくわパンの秘密・・・歴史とルーツ
ちくわパンの発祥は札幌市にある「どんぐり」というパン屋さんです。現在は札幌市内に10店舗を構える焼きたてパンのお店ですが、最初は1983年に札幌市円山で喫茶店として創業しました。
喫茶店は閉店してしまいましたが、今での焼きたてパンのお店として地域のお客さんに毎日でも飽きのこない、素朴な手作りパンを提供し続けています。
ある日、お客さんから「おかずみたいなパンがほしい」との要望を受けて出来たのがこの「ちくわパン」でした。
そして今では北海道を飛び出して各地に広まっていますが、それもそのはず。2007年には大手メーカーのフジパンが全国で販売し、毎年期間限定で販売されているのです。そして、北海道では「ロバパン」(北海道でいうところのフジパン)の商品がスーパーやコンビニで通年販売していますので、気軽に買うことができます。
北海道発祥のちくわパンですが、実は宮城県仙台市や兵庫県豊岡市のベーカリーでも売られています。仙台市や豊岡市はちくわや笹かまなどが名産品として有名ですのでその関係もあるのかもしれません。
ちくわパンの秘密・・・気になる中身や味は?
ちくわパンの中身がどうなっているかを説明します。
基本のちくわパンは、外側のパンはバターロールのようなふわふわなパン生地で、その中心にちくわが1本丸ごとドーンと入っています。ちくわの中心には玉ねぎのみじん切りやマヨネーズが入ったツナサラダが注入されています。パンの表面にはマヨネーズのトッピングです。
味は、ツナサンドにちくわがプラスされているのでおいしいのは想像通りですが、思った以上においしいと思います!
ツナサラダがちくわとパンを仲介していて、いい仕事しています。一度食べたらやみつきです!
おわりに
いかがでしょうか?食べてみたくなりましたか?
私がちくわパンと出会ったのは実は北海道ではなく、全国発売されていたフジパンのちくわパンでした。それもとてもおいしかったので、本家のどんぐりのちくわパンを食べた時は感動しました!
市販のものは手軽にいつでも買える(北海道では)良さがあり、パン屋さんのものはそれぞれのお店の味付けやトッピングの違いや焼きたての味が楽しめたりします。また、材料も身近なもので作れてレシピもネットに出ていたりしますので自分で作ることもできます。
好きな具材を加えてオリジナルを作るのもいいかもしれません。
でもやっぱり本家どんぐりのちくわパンが一番かな?!
みなさんもぜひ食べてみてくださいね!
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