帯広競馬場で観られるレースはサラブレットのレースではなく、ばん馬と言われる農耕馬のレースです。ばん馬は北海道開拓の時代に農耕馬として活躍した体重800~1200Kgの大きな馬です。重いソリを曳かせ、2つの砂の山でできた障害を越える、パワーと速さ、持久力を競うレースです。基本的には毎週土曜日から月曜日まで開催されています。
大迫力のレースは競馬場で
ばんえい競馬が公営競馬となったのは1946年(昭和21)で、70年以上の歴史があります。旭川や北見、岩見沢でも開催されていたのですが、現在は帯広競馬場だけの開催になります。日本のみならず、世界で唯一のばん馬によるレースです。近年、ネット販売で売り上げは上がっているようですが、やはり、ばんえい競馬は現地で観るに限ります。
サラブレットの競馬に比べ、スピードは非常に遅いですが、その分じっくる観ることができ、大きな馬の大迫力レースが楽しめます。たった200メートルの直線距離のレースなのですが、重いソリを曳いているので、途中で休んだり、障害を越えることができずに順位が大きく変動し、ゴール直前まで勝つ馬が全くわかないことが多々あります。
「冠レース」をやってみよう
ばんえい十勝の面白い取り組みとしては「冠レース」というものがあり、個人(団体)でレースに名前をつけることができます。あなたが決めたレース名が出走表や新聞に掲載され、優勝馬と記念撮影したり、賞金のプレゼンターとしても参加できたりします。これは記念日やサプライズにうってつけですよね。
隣接する施設「とかちむら」
競馬場に隣接する「とかちむら」もおすすめです。「とかちむら」では、ばんえいの歴史を知ることができる「馬の資料館」や十勝の地元産品を扱うお店などがあり、オリジナルグッズなども買うことができます。ファミリーで訪れても競馬だけでなく、とかちむらで楽しむこともできると思います。
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「馬車BAR」で帯広観光
競馬場内ではないのですが、もう一つ面白い取り組みとして「馬車BAR」というものがあります。ばんえい競馬で活躍した馬が引く馬車に帯広市内で乗れるというものです。もちろんBARなので馬車の中でお酒を飲むこともできます。
ばんえい競馬を見てから馬車BARで楽しむのも良い思い出になるのではないでしょうか。
お疲れ様〜の回送便。今年も帯広は⛄️雪が少なくて積雪は未だ0センチ。だけど気温は本格的に冬を感じる寒さになって来ましたよ。でも冬毛のコマちゃんは全然へっちゃら〜〜なんだけどね。 pic.twitter.com/FeoW1H1nEL
— 馬車BAR【公式】 (@BASHABAR1) December 20, 2021
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