北海道開拓の村・・・元々この施設は、同じ敷地内に見た目が目立つ100年記念塔、 観光としても定番の北海道博物館、すぐ手前にはキャンプ場といった立地が災いし、道外からの観光客はおろか、道内の方にもあまり知られていないマイナースポットでした。
しかし最近では、「ゴールデンカムイ」という人気漫画の作中のロケ地として、ファンから一般の方にまで知られるようになりました。
札幌市厚別区にあり、年中四季折々の自然を満喫でき、春から秋の季節は特におすすめスポット・・・そんなの「北海道開拓の村」とはなんなのか・・・紹介していきます。
北海道の開拓の起源が良く分かる
北海道開拓の村は、明治時代から昭和初期に掛けての時代と建造物を村としてまるごと再現した観光スポットです。
この村は散策しやすいように建造物のレイアウトを完璧に行っており、エントランスから村全体を1周できるようにしていることが特徴となります。
メイン通りの中央に馬車用のレールが敷かれており、その左右に各種建造物並び街を構成しています。
床屋や雑貨店、お菓子を販売するおお店、床屋や交番、学校や印刷会社など幅広い分野で営業をしてきた方々の店舗をそのまま再現しています。
多くの建造物で構成され、殆どが実際に建てられていた北海道の建造物を移設した、人工的な部分は一切感じられないことが一番の魅力です。
見学は実際に建物の中に入れます。古い時代の建造物なので木材のみで作られていることが多く、北海道には冬の季節は積雪量が多く、マイナス温度の日が続くことは今でも変わりはなく、当時の方々の苦労も感じられれる北海道ならではの情景を満喫できます。
リアリティを実現する設備
工場や開拓に使用された建造物には、リアリティ溢れるマネキンが設置されている他に、当時は普通に交わされていた会話を音声で流していることも特徴です。
印刷議場を行っている建物では、実際に当時の印刷技術を体験することができ、それぞれの建物には、当時の開拓の際の事がパネルなどで展示されているので、開拓に関しての知識を得るにも十分なスポットです。
札幌市に隣接する小樽市は開拓当初はメインの街として栄えた経歴があり、この施設ではそれ以前に活躍した漁業で成功を収めた人物の建物も見事に再現しています。
フリースペースも充実化
北海道開拓の村は、個人での利用以外でも学校単位での利用もあり、古い時代を再現した街並みのスケッチを行う学校も多く、作品は施設内に掲示されています。芝生のスペースが複数の箇所にあり、遠足で訪れた生徒さんは、芝生の上でお弁当を食べたり施設内の池などで遊ぶ姿も散見できます。
エントランスから近い場所には食堂が完備されており、「にしんそば」や「ジンギスカン」など北海道を感じられるメニューを提供している他、お土産コーナーも充実させているので、飲食や買い物に困ることはありません。
他にもお子さんが遊べる遊具を設置しているコーナーもあり、老若男女問わずに楽しめる観光スポットです。
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