歴史を感じる音色 小樽オルゴール堂

北海道の札幌市の真上にある小樽市は、札幌観光のついでに訪れる人も多くいることでしょう。
なかでも、小樽土産の有名の物として「オルゴール」が挙げられます。
なぜ北海道の小樽市はオルゴールで有名なかというと、とくに歴史的な背景があるという訳ではないようで、町並みがレトロで歴史を感じさせる小樽のイメージにあうからという理由と言われています。
昭和42年頃に「オルゴール堂」が設立さて、現代では日本最大のオルゴールの販売店となり、小樽の名物となっていきました。

目次

オルゴール堂 本館

オルゴール堂は、いくつかのお店に分かれていて、中でも一番古いのは、入船七叉路(メルヘン交差点)の近くに建造された「オルゴール堂 本館」です。
建物は明治45年に建てられ、当時は精米米穀商店が利用していましたが、時代とともに無くなり、昭和42年に建物を再利用して開業しました。
小樽市指定歴史的建造物にも選ばれている歴史ある建物となっております。

中に入ると、3400種25000点以上のオルゴールが販売されていて、様々な人気曲のオルゴールも販売されており、どれを購入するか思わず迷ってしまいそうです。

また、オルゴール堂の外には、蒸気時計が設置されており、15分ごとに蒸気で音を奏でて、1時間ごとに汽笛のような音で時間を知らせてくれます。
正午近くになると、多くの観光客の方々が、この音を聞くために、時計の周りに集まるぐらいの人だかりができるそうです。

手作りのオルゴールを制作することが出来る

本館に併設されている「遊工房」さんでは、手作りのオルゴールを制作することが出来ます。

コースは2種類用意されていて予約不要の「トッピングフリーコース」と、予約が必要な「手回しオルゴール制作体験」と「ムーブメント組み立て制作体験」があります。

「トッピングフリーコース」では、パーツをいくつか購入した後、台座やガラス細工のパーツを組み合わせ、オルゴールを完成させることのできるコースです。
「手回しオルゴール制作体験」と「ムーブメント組み立て制作体験」は、一からパーツを制作し、楽曲やそのオルゴールを入れるケースまでを、自分たちで制作し、「世界に一つのオリジナルオルゴール」を制作することが出来ます。

オルゴール堂の2号店

本館の他に2号店があり、2号店では1908年にイギリスのエオリア社が制作した「エオリア・パイプオルガン」という自動演奏オルゴールの演奏を聴くことが出来ます。
その他、ヨーロッパ製のアンティークオルゴールを取り揃えているので、オルゴールの歴史に触れることが出来ます。

旅行の疲れをオルゴールの音で癒されてみるのもいかがでしょうか。

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