70歳、道民のつぶやき

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70歳無職、生まれてこのかた道民の男性です。私のつぶやきを聞いてください。

北海道をイメージすると、広大な大地と広い空、きれいな空気に花々が咲き乱れる富良野地区。歴史を感じる多くの観光地が点在し、皆様にはあこがれの地なのではないでしょうか?
しかし住んでみて感じることは、イメージと少し違うところも多々あるのです。

目次

交通事情と生活

特に札幌や旭川などの都会を離れると、車がなければ生活が出来ないといっても過言ではありません。
車社会が進んでいる北海道では、交通機関の利用頻度が下がっていくのは自然なことで、そうなると公共交通機関の経営は成り立たず、路線の廃止が行われて衰退をしていきます。

隣町へ50kmなどは当たり前の世界では、生命線が絶たれてしまうのと同じです。
仮に夜間に急病にかかると、車がなければ、命を落としてしまうこともあるのです。

厳しい冬

ウインタースポーツが好きで冬大好きとい方もいることでしょう、冬になると外国から多くの人々がやってくる、ニセコなどがありますが、ここは特別なところです。

冬になれば、毎日毎日降り続ける雪の始末を行わなくてはならず、重労働です。
これが半年にわたり行われるので、北海道の一般人にとっては、冬の雪は悪魔に思えます。
雪の量は土地によって違いますが、都会でも田舎でも、雪かきをしなければならないのは同じです。

なぜ北海道に住むか

生まれてから住んでいて、故郷だからという以外に北海道民は思うのです、花が咲き乱れる春を。
全国から届く、桜開花のお知らせを、わがことのように指折り待ちわびます。
津軽海峡を越えて、函館、松前へ上陸し、最終到着地の根室まで2カ月の歳月をかけて走り抜けてゆく、待ちに待った春が連れます。

桜、チューリップ、スイセン、芝桜、多くの花々が春の喜びを告げるよう、一斉に咲き乱れるのです。
そして農地は、白い世界から緑の世界へと変わり、北海道が一番活気づく季節が訪れるのです、この季節が好きで北海道に住んでいるようなものなのです。

※画像はイメージです。

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