札幌出身者なら、小学校の社会科見学で必ず訪れる「札幌市青少年科学館」。
子供だけのための場所だと思っている方も多いのでは?
2024年春に大規模リニューアルされ、展示内容が大幅に充実されました。
いくつもの展示が追加され、道外の方だけでなく道民も必見です!
青少年科学館ってどんなところ?
1981年(昭和56年)に「科学および科学技術に関する知識の普及・啓発を通して、創造性豊かな青少年を育成するため」というテーマでオープンしました。
この科学館では、北海道ならではの特徴を生かした人口降雪機や低温体験をはじめ、宇宙や環境、人体の仕組みなど、さまざまな観点から科学を学ぶことができます。
また、プラネタリウムや工作室なども併設され、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い世代が楽しむことができます。
開館からは時代に合わせて何度も施設や展示の刷新が行われており、2022年8月からは大規模な工事を経て、2024年春にリニューアルオープンしました。
道民にとって、以前は「よくある科学館」といった印象だった青少年科学館でしたが、大きく変わりました。
沢山ある展示から、私のお薦めの展示をいくつか紹介します。
雪・氷エリア
ここでは北海道の生活では避けて通れない自然現象である、雪と氷についての展示があります。
カーリング
マイナーな競技でしたが、オリンピックですっかり有名になりました。
壁と床に投影された映像を見ながら、ブラシで床をこすって得点を目指し、オリンピック選手さながらの競技体験ができます。
子供だけでなく大人にも大人気!
土日には長い列ができることも多いため、早めに並んでおきましょう。
スノーデザインラボ
自分で雪の結晶を作ることができるユニークな展示で、作った結晶に名前を付けると、空から降ってくる様子が壁に映し出されます。
自分たちの動きによって変化するので、見ていて飽きないですし、なんとも不思議できれいな雪を体験できます。
操作が簡単なので小さいお子様にも!
サイエンスパーク
ある意味で科学館のメインとなるコーナーで、身近なもので科学を感じたり体験できます。
パワーフォレスト
巨大な装置の中で、いろいろな仕掛けを動かしてボールを動かします。
どこからボールが出てくるか探しながら楽しむうちに、装置に隠されたテーマの物理の法則を体験できます。
ボールの動きが楽しくて子供たちは夢中になります。
ボディアドベンチャー
体験を通じて人間の身体の仕組みを知るコーナーです。
おすすめ展示4 たべものの旅
迷路のような道が人間の体内を表し、食べ物の視点で口からお尻まで体の中を旅をします。
知っているようで知らなかった自分の体の仕組みを、改めて学びなおすのにもぴったりです!
サッポロバックステージ
札幌市内ではたらく乗り物が展示され、仕組みを知ることができます。
おすすめ展示5 除雪車
北海道民でもなかなか機会がない、除雪車の乗車体験ができます。
本物の運転席に座り、雪景色に覆われた街の様子を見ながら除雪を疑似体験することができますよ。
運転手の目線から見る除雪の様子に、改めて感謝の気持ちがわいてくる道民も多いのでは?
1回分の映像が長く回転率は低めなので、時間に余裕を持って並んでおくことをおすすめします。
最後に
最新の技術を取り入れた展示の数々は、1日では見きれないほど大充実!
昔行ったことがあるという方にも、ぜひ改めて行ってみると面白いでしょう。
特に雪・氷エリアでは、季節を問わずいつでも北海道らしさを感じることができるので必見です!
駅からのアクセスも良く、近くには商業施設もあるので、一風変わった観光スポットを探している方にはおすすめですよ。
※画像はイメージです。
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