「北海道では普段でもキタキツネに会えるんだ!」というイメージを抱いている方が多いかと思います。
実際、ドラマの舞台のような自然の多い場所ではなくても、市街地や住宅街にも割と普通にいて、自宅の庭でもどこからか入ってくることは日常のこと。
子どもたちがワイワイ遊んでいる公園にも紛れ込んできたこともあり、道民にとっての身近な野生動物なのです。
キツネどころじゃない
私の住んでいる地域では、キタキツネもそうなのですが、むしろエゾシカをあちらこちらで見かけます。
うちの子どもは野球をやっているのですが、グランドの後ろの土手をエゾシカが数頭駆け抜けていったり、春になりグラウンドを使えるようになると、まずはエゾシカのフンが落ちていないかを確認するのが恒例です。
これまでもエゾシカはいましたが、住宅街付近でも見かけるようになったのはここ数年。
最初のころは「あ!シカだ!」と珍しがっていたのですが、今ではすっかり見慣れてしまい、動物園に行って飼育されているエゾシカを、いつも見てるしなと思うぐらいなのです。
エゾシカの繁殖力がすごいのか?エサになるものが少ないから住宅街にも姿を現すのか?
どちらの要因もあるのでしょうが、どこまで増えるのかなと心配にもなります。
車にぶつかるとたいへん
友人の家の近くでは、曲がり角からひょこっとエゾシカが顔を出していたり、庭に植えていたチューリップの球根をすべて食べられてしまった話も聞きます。
それ以上に、道路付近でも姿を見かけるので車とぶつかったらいやだなぁとも思います。
北海道の山道では、エゾシカとの衝突事故が発生していて、ぶつけてしまって運が悪いと廃車になってしまういうこともあるのです。
エゾシカがいる風景はすっかり見慣れてしまいましたが、ほかの地域の人からすると、割とビックリな光景なのではないかと思います。
※画像はイメージです。
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