帯広競馬場で大興奮!

北海道の観光だと「グルメ」や「自然」がメインになるかと思いますが・・・。
旅先でラーメン屋で知り合ったオジさんと話しているうちに意気投合してしまいました。
「帯広に来たなら、ばんえい競馬っしょ!」となんかのグルメ番組のキャッチフレーズのようなことを言われ、馬券は買ってやるからと誘われて「ばんえい競馬」場へと向かうことになったのです。

・・・競馬は経験しているので、普段行くような競馬場だと思って出かけました・・・が、その浅はかな考えが逆に功を奏したように、興奮冷めやまぬ高揚が忘れられない経験になったのでした。

目次

帯広競馬場と「ばんえい」について

帯広競馬場は、競走馬が「そり」を引きながらレースを展開する「ばんえい競馬」で、なんと、世界で唯一開催されているらしいのです。

帯広競馬場は、帯広駅から車で約10分、かなりアクセスも良いので家族連れから若いカップル、高齢者の方々までが来場されていました。土~月の週3日運営、4~11月頃はナイターレースになるようです。

コースは直線で200mという短い距離ですが、そのコースが曲者で、2ヵ所の障害物を超えていくレースです。通常だと騎手が競走馬に跨がるのですが、ばんえいでは重そうなそりに乗り、馬を操作してゴールを目指します。

情報としてリサーチしてみると、競走馬は通称ばん馬と呼ばれているみたいですね。
そりの重さは450kgと決まっているようで、競走馬の体重はなんと1トン。見慣れたサラブレッドと比較すると2倍近くの体重のうえに筋肉ムキムキ、近くでみるとあまりの大きさに強さを感じてしまうぐらいの迫力があります。

仲良くなったオジさんいわく、だいたい毎年3月に行われる「ばんえい記念」が必見で、最強のばん馬を決めるレースだとか!機会があれば観てみたい!

レースの迫力

通常の競馬場と異なり、レースをかなり間近で見られる造りになっています。しかも競走馬が間近だから砂埃がスゴかった。
それに他の競馬と違うのはスピードを比べるのではないので、スタートからゴールまで馬と併走できることです。
実際にスタートラインから並走している方もチラホラ見受けられました。

レース中、騎手が競走馬の動きを止めて休ませるシーンもあって、騎手の腕もポイントになるのかな?と思った次第です。ゴールはそりの後ろがラインを超えなければならないというルールがあり、あとすこしという位置で最後のデットヒートをする馬たちに大興奮しました。

かけてみた結果

馬券はとりあえず、複勝を買いました。
オジさんに教わりながら1頭をランダムに選んで、3着以内に入れば勝ちというもので、難易度低いから的中です。
倍率も低くて配当金からすると赤字なのですが、お礼がてらオジさんに食堂でそばを奢ってあげました。

余談ですが、私はアメリカンドックを購入したのですが、ケチャップではなく砂糖がかかっていて、これもかなり衝撃的だった。
なかなか濃い体験ができた帯広旅行、おじさんに感謝です!

※画像はイメージです。

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