北海道生まれ北海道育ち、どさんこ主婦でございます。
上砂川町の魅力をお伝えしたく投稿しました。
上砂川町はどんな町?
上砂川町は札幌から車で約2時間、空知郡にある北海道で一番面積の小さい町です。
かつては人口3万人を超える炭鉱町として当時は大変栄えていたのですが、例に漏れず1987年に炭鉱は閉山、1994年には鉄道上砂川支線が全線廃止となり、その後は人口減少の一途をたどって現在の人口は3千人に届きません。
ですが捨てたもんじゃないのですよ!
私、イチオシの町の魅力をピックアップしてお伝えします。
町におしゃれなお店がある
砂川方面から町に入ると道道114号線道路沿いに「まちの駅 ふらっと」と呼ばれる新しくておしゃれな建物があります。ここではコミュニティセンターとして活用されなら、カフェとして美味しいランチやスイーツが楽しめます。
ちなみにこの「ふらっと」という名前は町民からの募集で決まったようで、この場所がいかに町民の皆様から愛されているかわかりますね。
他にも町を少し外れた場所に「きまぐれパン工房」というパンのお店があって、ここは隠れた名店なんです。
特にカンパーニュがオススメで、開店すると同時に売り切れてしまうほどの人気です。
立坑櫓(たてこうやぐら)がそのまま残っている
道道114号線を車で走っていると突然大きな立坑櫓がドーンと視界に入り込んできます。
この立坑櫓は廃坑後、廃坑を地下無重力実験センターとして利用されていたのですが2003年に閉鎖、道路から見学はできますが中に入れません。
立坑櫓跡は思った以上に迫力があり、一目見るだけでも炭鉱の歴史を感じる事ができます。
興味のある方は必見です。
![](https://soramaga.com/wpz/wp-content/uploads/2023/10/240s.jpg)
温泉が最高
町を奥へ奥へ進んで行くと、「上砂川岳温泉パンケの湯」が見えてきます。
内風呂だけで露天風呂はありませんがサウナはあり、泉質は冷鉱泉で神経痛、筋肉痛、疲労回復など効果があるようです。昔からある施設で若干の古さを感じますね。
館内にあるレストランは温泉に入らなくても利用ができて、豊富なメニューの中には、なんと炭鉱マンに好まれた幻の炭鉱飯「ソースカツ丼」があるのです。
ドラマのロケ地もある
廃線になってしまった旧北海道旅客鉄道の上砂川駅は、作中で「悲別駅(かなしべつえき)」という各空の駅として、1984年にはテレビドラマ「昨日、悲別で」のロケ地となりました。
駅舎は移設し保存され、駅内には映画に関する物や写真が展示されています。
盆踊りが盛り上がる
毎年8月に行われる盆踊りがちょっと変わっていて、盆踊り+仮装大会+花火と盛り沢山。
この日は町民や帰省した親族だけでなく、近隣の市町村からも沢山の人々が集まり、老若男女が思い思いの衣装で・・・なかには思わず笑ってしまう仮装も飛び出し、「食べて」「飲んで」「歌って」と大盛りあがり。
祭りの最後には盛大な花火が打ち上がり、町がかつての賑わいを取り戻す一日です。
上砂川町のお話は以上になります
この他にもたくさんの魅力があり、閉山を経験した上砂町は歴史と新しさが融合された素敵な町です。
今でもこの町の人々は強く、楽しく、明るく日々を過ごしている事がわかります。
訪れてみて、貴方だけの上砂川町を見つけてみませんか?
※画像はイメージです。
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