妖怪といえばゲゲゲの鬼太郎、最近だと妖怪ウォッチ・・・何かとめぐってくる妖怪ブームですが、皆さんは北海道の妖怪といえば何を知っていますか。
私が小さい頃、おじいさんに教えてもらって妖怪や妖精、不思議な事に興味がわき、色々な伝承や妖怪についてなど調べました。
北海道の妖怪をいくつか紹介しますね。
コロポックル
コロポックルは有名ですね。もともとは十勝地方に伝わるアイヌ由来の伝承で、小さな体にふきの葉をもっていて、とても動きがすばやいそうです。
何も悪いことをしなければとても親切な精霊らしく、おじいさんは会ったことがあると言っていました。
ふきの葉でふさいだ穴の中にすんでいるそうで、小さい頃は会いたいと思って、森へ行き穴の中を探したりしていました。
オッケルイペ
北海道の妖怪の中で特別に面白いなと思ったものはオッケルイペで、オッケルイペは放屁、つまりおならをする妖怪です。
伝承では誰かいるときに家のなかに入ってきて炉の中に「 ポァ 」とおならをし、さらに部屋のあちこちで次々に「 ポァ 」「 ポァ 」とおならをし、臭くて我慢出来ないほどにしてしまうと言う、なんともはた迷惑な妖怪です。
何のためにそのような行動をするのかはわかりませんが、北海道ではかなり有名な話です。
退散させるには、オッケルイペに向かっておならをしてやると恐れを抱いて逃げていくと言われています。またオッケルイペはよく人の姿に化けるそうなので、皆さんの周りにいる友達や彼氏彼女、旦那さんや奥さんなどよくおならをする人がいたらオッケルイペが化けているのかもしれません。一度おならをかけて見るのも面白いかもしれません。
他にもいろいろ
その他にもミンツチというかっぱの類の妖怪や、ラプスカムイという吹き付ける風にあたると毒気を受け必ず死などの災いをおこす風をあやつる怪鳥など、アイヌの伝承の中でも神格にあたるちょっと怖いものもあります。
あなたも自分の住んでいる地域の妖怪や伝承など調べて見るのも思わぬ発見があって面白いですよ。
※画像はイメージです。
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