札幌に住み始めて5年目の主婦の感想

転勤で札幌に住み始めて5年目、札幌では当たり前の事も、本州では当たり前ではありません。
東京出身の主婦目線で北海道の生活の感想をお伝えします。

目次

上履きが上履きじゃない

まずは上履き、私の出身東京では室内履きといえば上履きのみ。
札幌の小学校の室内履きは、上履きではなく裏が白い普通のシューズでオッケー。
靴底といえばだいたい黒いのが当たり前ですよね。
裏が白いシューズなんて売っているの?と思いながら、イオンにいったら取り揃えられていてびっくり!

室内履きの話はまだ続き、洗わなくてもいいんです。
洗わないというと誤解を生みますが、つまり、週末持ち帰って洗い、月曜日に持っていかなくても良いという事。
学期末に持ち帰るのみで、なんと年3回しか洗わなくていいのです。
まあ普通の靴で室内でしか使わないのであれば、そうそう洗うことはないですよね。
この制度は是非とも本州にも浸透してほしいと思う、母親の負担が全然違います。

夏休みと冬休み

東京の小学校は、夏休みは1ヶ月以上、冬休みは15日くらいしかありません。
でも札幌の小学校は、夏休みと冬休みが同じくらいの長さという事。
そしてそれぞれの休み中の宿題に自由研究がある事を知りました。
問題集やプリントなどと違って、与えられたものをこなすだけでなく題材を考えて纏めなければなりません。

お子さんの性格にもよるのですが、子供だけでは考えつく事は少ないですよね。
題材によっては親の協力が必要になります。
東京出身の私からしたら一年に2回も自由研究を考えるのは面倒ですし、夏休みの1ヶ月中であれば、親も協力しやすい。ちょっとこの習慣は考えもだと思います。

学校と体育の授業

北海道の小学校には体操着がないのに驚きました。
子供達は着替える事もなく、思い思いの服装で体育の授業を受けます。つまりは汗をかいたり汚してしまってもそのままなのです。
体育のある日はそれを見越して、動きやすくて汚れても良い服を用意しないとなりません。
帰ってくると結局洗いますので、これなら体操着の方が気楽ですね。

それに冬場には、授業でスキーがあるのにも驚きました。
スキーがあるのは北海道っぽくて良いのですが、道具やウェアを揃えなければならないのです。
初めてスキーを買ったのですが、子供用でもそれなりの出費なのです。

熊が怖い

東京にいた頃、熊は動物園や田舎の山や森にしかおらず、自分達の生活圏に出てくるとは考えもしません。
しかし札幌市内でも目撃情報が多く、熊をとても身近にいる怖いものとして認識しています。

子供に熊避けの鈴を持たせて登校させていますが、人生の中で本気で熊に怯える日が来るなんて。

※画像はイメージです。

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