新型コロナウイルスワクチンの普及が進んでいるもののオリンピック・パラリンピックが開催され夏休み・お盆で人の往来の影響もありウイルスの陽性者数は増加、ついに緊急事態宣言発令に至りました。
これまでの対策やワクチン接種を施行しても次々と出現する変異株、ブレイクスルー感染などその驚異はなかなか収まる兆しがないように見えます。
対策法として依然と行政的は自粛・蔓延防止策・緊急事態宣言といった「感染拡大抑止」、個々人のマスクや手指消毒といった「感染予防」、食事・運動・睡眠といった「免疫力アップ」が主な対策となります。
こうした背景から、以前から免疫力を高める効果・メンタルに対する効果が期待できるサウナが一部メディアで注目されてきました。
暑い、苦しい汗だくといったマイナスなイメージが多くあった以前と異なり、入り方「サ法」や「ととのう」といったワードが広く認知されるようになりおしゃれさすらあるムーブメントとなりつつあります。
そこで本記事では緊急事態宣言明けに行きたい札幌のサウナ5選を紹介します。
ニコーリフレ
札幌のサウナといえば「ニコーリフレ」を思い浮かべる方も多いはず。
すすきの駅と豊水すすきの駅、狸小路の中間くらいにあるため、緊急事態宣言中や蔓延防止策施行中は、近づきにくいエリアかもしれません。
会員登録は無料ですることができ、平日3時間1100円から利用可能。基本的にカプセルホテルの施設で普段は男性のみしか利用することができません。
入浴施設は水素風呂、備長炭水風呂、ロッキーサウナ、ゲルマニウムミストサウナ、休憩用ベンチがあります。サウナ利用としては水素風呂で湯通し、ロッキーサウナと備長炭水風呂を主に使用します。
水素風呂は低めの温度設定でじっくり身体を温めることができ体に負担をかけず湯通しするのに適した温度に設定されている。
サウナは本施設ではサウナマットでなくバスタオルを腰巻きにして入る事になっています。サウナ室内は中央にサウナストーンがありその周囲で2段構造になっている。その他12分計とテレビが設置されています。
定期的に熱波師によるロウリュウ・熱波が開催されます。10分ほど前からサウナ前で行列となるので早めに並ぶのがおすすめ。コロナ期間中はフェイスタオルでマスクをすることになっています。ロウリュウにより部屋の体感温度は100℃近くなり、熱波を浴びるとドバっと汗が吹き出てくるのを感じることでしょう。
サウナが終われば、次は水風呂。備長炭水風呂は肌触りがよく14〜15℃程度と少し冷ために設定されていますが備長炭のおかげで柔らかめな肌触りとなっている。
休憩のイスや座る場所、フラットベンチも多めに確保されており、座れないことはほとんどありません。
サウナ以外の設備も充実しています。タオル類をはじめアメニティはスキンケア、スカルプケア、ヘアセットに関するものは一通り設置され、マッサージのようなリラクゼーションメニューも充実しています。
その他、館内着での休憩スペースやそれに付随するマンガ、雑誌、新聞、食事処といった設備も充実!
定期的にヨガ教室などイベントも開催され飽きのこない施設となっています。
プレミアホテルキャビン
すすきの徒歩圏内、すすきの中心地から10分弱徒歩で西に進むとあります。
札幌の街中の入浴施設としては珍しく直下源泉の新鮮な温泉が湧く天然温泉となっています。日帰り入浴は2250円と他施設に比べ高めになっているので、どちらかというと泊まりで利用した際にサウナを使用するのがおすすめ。
ビジネスマン向けの体調を整えるための食事、入浴、睡眠を全面に推しだしているホテルで、朝食が美味しいホテルとしても評判です。
サウナですが高めの3段構造となっており、低層と高層でかなり温度差があるため好みや体調に合わせて温度調節することができます(サウナは上段に行くほど高温となる)。
また札幌のサウナ施設としては珍しくセルフロウリュができることも特徴の一つ。他の利用者さんに一声かけるマナーと火傷に注意してロウリュウしてみましょう(手前→奥へとロウリュウすると手前の水蒸気が直撃して火傷の原因に)。
水風呂はやや狭め、15度前後とやや低めに設定されています。
この休憩処ですが3席ほど深めの椅子が用意されておりそれぞれに足湯の桶もついているためかなりリラックスすることができる。今年に入りリニューアルが完了したため季節によっては屋上の屋根付き半露天風呂で涼むのも良いでしょう。
センチュリオンホテル&スパ札幌
ニコーリフレと同様、すすきのど真ん中に位置するホテルです。
温泉そのものは天照ラジウム温泉となっています。現在の料金は90分900円、180分1400円の2通り。タオルやカミソリ歯磨きなど簡便なアメニティ付きです。
かつては穴場的なサウナだったため入れ墨禁止の表示にも関わらず入れ墨の入ったお客さんや黙浴の表示をしていても会話をするお客さんもいましたが最近はマナーが徹底されてきたように思われます。
こちらのサウナは定時で機械によるオートロウリュウがされる仕組みで、18,19時には熱波師によるアウフグースが開催されます(このときのロウリュウはアロマ水などを使用)。札幌では最も低コストで熱波やロウリュウを体験できるサウナでしょう。
水風呂は10℃程度とかなり冷ため、頭からかぶれる大バケツや別桶に氷水などが用意されています。サウナ前のメガネ置き場付近にはマイボトルを冷やすクーラーが置かれている。
休憩処は水風呂近くの椅子と、少し奥まったスペース(地下へ通じる階段を改装したもの)の2箇所があります。水風呂近くの椅子は水風呂の水が溢れたりしたときに足元に流れてきたりするのであまりおすすめはしません。
奥のスペースは証明が優しい間接照明でリラックスするのに適していますが冬にはもと1階部分からの冷気が降りてきてやや寒いくらいです。その場合はバスタオルも持ち込みサウナポンチョとして休憩すると緩和することができます。
北のたまゆら
温泉のチェーン店で桑園、東苗穂、厚別、江別の店舗があります。その他、モエレ沼公園近くのたまゆらの杜、豊平区西岡のたまゆらの灯もあります。
北のたまゆらであれば450円から入浴することができ、サウナや水風呂の温度もやさしめであることから最も初心者向きなサウナと言えるでしょう。また札幌の街中周辺・郊外の店舗が多く街中へ出かけてくる後ろめたさも少ない。
温泉はブラックシリカ温泉でじっくり温まることができます。サウナの設定温度は最上段に登っても90℃程度で入口付近の席だと冬の外気浴あとだとむしろ寒く感じることすらあるかもしれません。
またロウリュウシステムはないため空気は乾燥しており肌や髪のケアは必要かもしれません。
水風呂は16~18℃程度とぬるめの設定ですがジャグジーとなっており羽衣を形成することはないため均一に冷やすことができます。
休憩の椅子は露天風呂も含めると十分数ありますが、特質する特徴はありません。
店舗につきましては、公式ページよりお調べください。
天然温泉あしべ屯田
札幌の郊外、屯田にある温泉です。
もともとは地元民の憩いの場といった位置づけの温泉でしたが、全国区となった「ととのえ親方」こと松尾大さんの地元、本人曰く「サウナーとしての産湯」として業界では有名となりました。
泉質としてはナトリウム塩化物強塩温泉となっています。料金は大人(中学生以上)540円、タオル別となっています。
サウナそのものは石造りとなっており、高温の岩盤浴のような遠赤外線効果で体の芯から温まっていくのを感じます。
水風呂は16℃くらいの少しやさしめの水温、やや広めの浴槽のためゆったり入ることができます。
休憩は水風呂すぐ横の椅子や少し歩いて屋上の露天風呂エリアで外気浴をすることができる。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
札幌のサウナ施設5つについて解説しました。興味を持った方はぜひ一度足を運んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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