この道の駅の裏手は、桜の名所として知られる「オニウシ公園」で、「オニウシ」とはアイヌ語で「o-ni-ush-i=河口に-木が-群生する-処」という意味。
鳥崎川の河口付近は、その昔は鬱蒼とした森で、そこをアイヌの人達はオニウシと呼び、のちにその場所に入った和人が意訳した「森」がそのまま町名になりました。
さてこの道の駅「YOU・遊・もり」。
高速道路が出来たとはいえ、まだまだこの地域の流通の要的な道で、大型車も多く通るため、ご覧の様に駐車場がなかなかの広さ。
この広い駐車場の一角には、今や全国的に有名となった感のある森町名物「いかめし」の看板が!!
各都市のデパート等の北海道物産展には必ずと言っていい程出品されていますよね。
でも「いかめし」だけじゃないんです。
森町のもう一つの名産品がタコ。
そのタコを薄くスライスした、自宅でタコしゃぶを楽しめるタレ付きのセットがありました。
新鮮なタコをスライスしたものなので、お刺身でも頂けるそうですよ。
この他にもタコの塩辛や、タコとウニを和えた高級珍味「ひっぱりダコ・たこうにづくし」なんてものもありました。
そして森町と言えば濁川温泉。
濁川地区では温泉の地熱を利用した野菜栽培がおこなわれ、道の駅にも地熱育ちの野菜達が並んでいます。
甘党も辛党もニッコリ♪
地元の菓子店が開発したお菓子を見つけました。
「昆布最中本舗・七福堂」さんの「あんぱい」です。
道産バターたっぷりのパイ生地で栗の餡をつつみこんだ和風のパイ。餡とパイで「あんぱい」。
洋のパイ生地と、和の餡のコラボレーションが最高!!
オーブントースターで軽く温めると、バターの風味が生きてさらに美味しいとか。
甘党を唸らせる銘菓があるなら、辛党を納得させる逸品も欲しいところ。
あるんです。
辛党の私のイチオシ
辛党の私のイチオシは、森町の名の由来となったアイヌ語で命名された焼酎「オニウシ」です。
森町で収穫された南瓜を原料に、焼酎の本場九州で加工製造されたカボチャ焼酎なんです。
味の方はまろやかで、後味はスッキリ。
その他、森町にかつてあった日本酒の蔵元「落合酒造店」の名酒を復活させた「森正宗」や、森町産のお米「きらら397」を使って作られた中辛口純米酒「きらっ酒」も並んでいました。
ということで、今回は道南は駒ヶ岳の麓にある、森町の美味しいところがギュッと詰まった道の駅「YOU・遊・もり」を紹介しました。
森町道の駅 YOU・遊・もり の施設情報
住所:北海道茅部郡森町字上台町326-18(国道5号線沿い)
TEL:01374-2-4886
営業時間:9:00~17:30(3月21日~10月20日)、9:00~17:00(10月21日~3月20日)
休館日:年末年始(12月30日午後~1月3日)
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