ボクシングフライ級元世界チャンピオン、内藤大助さんの生まれ故郷として、そしてイチゴ、ホタテ、豚肉の3つの特産品でも有名な北海道豊浦町の海沿いに、そのキャンプ場はあります。
毎年6月に開催される「とようらいちご豚肉まつり」の会場にもなっている、「豊浦海浜公園キャンプ場」。
海沿いのキャンプ場ながら、きれいな芝生の上でキャンプを楽しめ、そしてキャンプしながら海釣りも楽しめるこのキャンプ場で、夏休み期間中の2025年8月上旬に夫婦でデュオキャンプしたときのことをレポートしたいと思います!
「豊浦海浜公園キャンプ場」とは
ホタテの養殖で、そしてヒラメの釣り場としても有名な噴火湾を望む海沿いのキャンプ場です。
完全オンライン予約制のキャンプ場で、1組5000円で1日40組限定となっています。
温浴施設の「天然豊浦温泉しおさい」に隣接しており、海水浴場、釣りデッキもあり、温泉、海水浴、海釣りも楽しめる、と、夏のキャンプにぴったりのキャンプ場です。
まずはチェックインの手続きを
「豊浦海浜公園キャンプ場」のチェックイン可能時間は13:00~17:00です(チェックアウトは翌朝11:00まで)。
完全予約制とは言え、テントの設営場所は早い者勝ちとなるので、チェックインは早いに越したことはないでしょう。
私たちは食材の買い物に手間取り、チェックインは14時過ぎになってしまいました。
14時過ぎにもなると、もうキャンプ場はテントでいっぱいになっていました。
さすが夏休み期間中の土曜日です。

「豊浦海浜公園キャンプ場」のチェックイン手続き場所は、駐車場からキャンプ場に入ってすぐ左側にプレハブの管理棟があるので、そこで行います。
予約名を告げると青い番号札が渡されるので、それをテントかタープにくくりつけて設営することになります。
ここで60円を支払うと、燃やせるゴミが現地で捨てられるゴミ袋を購入することができるので、これは絶対に購入しておいたほうがいいです。
ゴミ、特に生ゴミはできるだけ現地で捨てたいですからね。
荷物の搬入はリヤカーで
チェックイン手続きが終了したら、空いている好きな場所を選んでテント設営となります。
この日はチェックインが14時過ぎになってしまったため、いい場所はほとんど埋まっていましたが、完全予約制で40組限定システムのため、設営場所がない!ということはないと思います。
私たちは係員の人が親切に教えてくれたキャンプ場中央付近の空きスペースに、テント設営場所を決めました。
荷物搬入のためのリヤカーは10台ほど用意されており、使えるリヤカーがない!ということはありませんでした。

しかし皆が一斉に設営する混雑する時間帯だったなら、リヤカーが使用できないこともありうると思います。
そしてリヤカーは大きいものと小さいものがあり、小さいリヤカーを使った場合、車と設営場所を何度か往復することになると思われます。
実際私たちは3度ほど往復することになりました。
「豊浦海浜公園キャンプ場」のサイト紹介
「豊浦海浜公園キャンプ場」のサイトは1種類のみ、学校のグラウンドほどの広さの芝生広場がいわゆるフリーサイトとなっており、そこに早い者勝ちで好きな場所に設営することになります。
人気なのはやはり海の近くの場所のようですね。
芝生広場は平坦で、ペグの刺さりもよく、テントの設営はしやすかったです。
気になったのは、やはりファミリーキャンパーが圧倒的に多いので、タープの張りロープに子供が足を引っかけて転ばないかどうかでした。
心配な方はロープにわかりやすい目印などを付けたほうがいいかもしれません。
焚火は焚火台を使用してなら可
「豊浦海浜公園キャンプ場」では他の多くのキャンプ場同様、焚火台を使用しての焚火が可能です(直火禁止!)。
私たちも夜は焚火台を使用しての焚火を楽しみました。
キャンプの醍醐味の一つですからね!

夕食前に「天然豊浦温泉しおさい」に!
「豊浦海浜公園キャンプ場」から徒歩1~2分の隣接した場所に、温浴施設である「天然豊浦温泉しおさい」があります。

こちらは中学生以上の大人600円(小学生以下は200円)で入浴することができる、本格的な温泉となっています。
浴槽がたくさんあるかなり大規模な施設ですが、やはり広大なスペースの露天風呂が1番良かったですね。
しかしスペースが広大な割には外気浴用の椅子が少なかったのは、少し残念に思いました。
「天然豊浦温泉しおさい」の営業時間は10:00~21:00となっており、夕食で盛り上がっているとあっという間に終了時間になってしまうので、夕食前に入っておくことをおすすめします!
海釣りができる!
「豊浦海浜公園キャンプ場」にはまさに釣りをするための場所である「釣りデッキ」が用意されており、誰でも気軽に海釣りを楽しむことができます。
通常の防波堤とは違い、海に面する部分にはしっかりとした柵が設置されているので、小さいお子様の釣りデビューにぴったりの場所だと思います(しかし柵のない場所もあるので、ライフジャケットは必須でしょう!)。

私たちはテントとタープの設営後、エサ釣り(エサはイカの塩辛)とルアー釣りの竿2本体制で挑みました。
ターゲットはとりあえず食べられる魚ならなんでもよし!
ルアーには反応がありませんでしたが、エサ釣りのほうでは小さめ(20cmくらい)のサバが2匹釣れました!

もちろんキャンプ場に持ち帰ってその場でさばいてBBQで食べましたよ。
小さいながら新鮮なサバはとても美味しかったです!
この日は周りでもサバしか釣れていませんでしたが、季節によってはカレイ、サケ、ハモ、クロソイ、アブラコ(アイナメ)なども釣れるみたいですよ!
夏は海水浴も!
「豊浦海浜公園キャンプ場」は7月中旬~8月中旬の夏休み期間中のみ、海水浴を楽しむことができます。

私たちもチェックアウト日の朝に足だけ入りに行きましたが、石狩や小樽の海と比べると水が汚く、潜ったりするのは気が引けるな、という印象でした。
それでも子供たちは、楽しそうに海で遊んでいましたね。
「豊浦海浜公園キャンプ場」のキャンパー属性は?
「豊浦海浜公園キャンプ場」にはどのようなキャンパーが多いのか?
この日は夏休み期間中の土日だったこともあり、「豊浦海浜公園キャンプ場」は来場者はほとんどがファミリーキャンパーでした。
ファミリーキャンパーに人気のあるメーカー「コールマン」のテントが圧倒的に多かったのも印象的でしたね。
明るいうちは子供の騒ぎ声が響いていましたが、夜間は静まり返り、あれだけの人数がいながら、かなり夜間のマナーは良かったと思います。
夏休みの家族キャンプに最適!「豊浦海浜公園キャンプ場」
2021年までは大人600円(子供300円)のみで利用できたというこのキャンプ場、2022年度から完全オンライン予約制で1組5000円、1日40組限定というシステムになりました。
かなりお高くなった印象ですが、人数制限を設けなければキャンプ場がテントで溢れかえり、混雑する期間はとても快適に利用することができない、ということを考えると、1日40組限定としたのはよい変更だと思います。
そして1人いくらではなく、1組5000円という料金設定は人数が多いほどお得、ということであり、完全にファミリーキャンパーとグループキャンパー向けの設定ということですね。
キャンプ、釣り、海水浴、そして温泉と、家族の夏休みの思い出作りにぴったりのこの「豊浦海浜公園キャンプ場」、キャンプ初心者の方や、ファミリーキャンプデビューの方にもおすすめのキャンプ場です!
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