「キトウシの森キャンプ場」の魅力を紹介!

北海道第二の都市、旭川市から車で約30分、旭川市の隣町、東川町に「キトウシの森キャンプ場」があります。
東川町の田園風景の中の自然公園内にある、このキャンプ場で、今回初めてキャンプすることにしました。

真夏のような暑さだった2025年6月末の土日に、夫婦でキャンプしたときのことをレポートしたいと思います!

目次

「キトウシの森キャンプ場」とは

北海道北部の上川管内東川町の北側、標高457メートルのキトウシ山一帯に広がる自然公園内にあるキャンプ場です。
キャンプ場内は区画割りされた「カーサイト」、芝生広場エリアと林間エリアに別れた「フリーサイト」、貸別荘スタイルのコテージである「ケビン」があります。

自然公園内には子供が水遊びができるジャブジャブ池や全36ホールのパークゴルフコース、ゴーカートコースもあります。
自然公園の敷地内には、2023年にオープンした新しい温浴施設「キトウシの森 きとろん」があります。

宿泊キャンプは1名500円の高コスパ

旭川市から北海道らしい田園風景の中、約30分ドライブし、「キトウシの森キャンプ場」に到着しました。
チェックインの手続きは、他の多くのキャンプ場同様、キャンプ場入口にあるセンターハウスにて行います。

「キトウシの森キャンプ場」は「ケビン」サイトのみ予約が必要。
他のサイトは予約なしで利用することができます。

私たちは今回、1名1泊500円の「フリーサイト」を選択しました。
コロナ渦のキャンプブーム以来、1泊5000円以上などの強気の価格設定のキャンプ場が増えてきた中、2名1泊1000円で宿泊できるというのは、かなりお得ですよね。
ちなみに区画割されていて、各区画に専用の炊事場があり、電源も付いている「カーサイト」は1泊4000円、貸別荘タイプの豪華な「ケビン」は5種類あり、料金は1泊1棟24000~54000円となっています(2025年7月現在)。

チェックインの手続きが終わると番号が書かれたオレンジ色の旗を受取り、それを手続き完了の証として自分のテントに結びつける、というシステムになっています。

商品充実の売店もあり

「キトウシの森キャンプ場」のセンターハウスには、キャンプ場としてはかなり大きめの売店もあり、営業時間は09:00~17:00となっています。

この売店はお酒、ソフトドリンク、お菓子など、他のキャンプ場の売店と比べると食品関係が充実しており、炭や薪などのキャンプ用品はどちらかといえば少なめでしたね。

「フリーサイト」の紹介

「キトウシの森キャンプ場」の「フリーサイト」は、広大な芝生が広がっている「芝生広場エリア」と、森林の中にテントを張ることができる「林間エリア」の2つのエリアに分かれています。
大きな広場の中に自由にテント、タープを設営できる「芝生広場エリア」はファミリーキャンプ向け、森林の中で雰囲気はいいですが、設営スペースが狭い「林間エリア」はどちらかといえば少人数のキャンプに向いています。

私たちは2人と少人数でしたが、持っているタープが割と大きめなので、広いスペースが確保できる「芝生広場エリア」にテントとタープを設営することにしました。

荷物の運搬はリヤカーで

「フリーサイト」の荷物の運搬は2つのエリアいずれもセンターハウス前の駐車場に車を停め、そこからリヤカーで行います。
リヤカーはもちろん無料で使用することができます。

この日は天気のいい土曜日でしたので、駐車場はほぼ満車状態で、リヤカーもみんなが使っていて出払っているときもありましたので、その点は注意が必要ですね。

テント設営のしやすさは

「芝生広場エリア」に関しては、地面はほぼ水平で柔らかく、ペグが刺さりにくい、ということもなく、設営はしやすかったです。

ただ、広場ということもあり日陰が少ないですので、真夏は暑さと戦いながらの設営になると思われます。

トイレ、炊事場は共同使用

他のキャンプ場同様、「フリーサイト」のトイレ、炊事場は他のキャンパーと共同使用となっています。
炊事場は「芝生広場エリア」に3カ所、「林間エリア」に4カ所あり、1カ所1組しか使用できないので、他のキャンプ場の炊事場と比べると、少し不便かもしれませんね。

トイレは「林間エリア」に2カ所あり、水洗トイレで、男子トイレには個室が2カ所あり、洋式便器と和式便器がそれぞれ1つずつ設置されていました。

しかし夏なので当然ながら虫は多く、虫嫌いの方は使用するのに抵抗を感じるかもしれません。

「芝生広場エリア」の混雑状況は

この日は6月末の天気のいい土曜日、ということで、「芝生広場エリア」もそこそこ混雑していましたが、混みすぎていてテントを張る場所を見つけるのに苦労する、ということは一切なく、全員が設営し終わったあとでも、割と空きスペースはありましたね。

この点は札幌近郊の人気キャンプ場とは違い、利用しやすいところだと思います。

ちなみにこの日の客層は「芝生広場エリア」はファミリーと若者グループが大半で、「林間エリア」に行くとソロキャンパーが多かったですね。

野生動物との出会いも

この日私たちが見かけた野生動物はエゾリス、アマガエルなどでした。
森林の中の自然公園ですので、運が良ければエゾシカやキタキツネなどももしかしたら見ることができるかもしれませんね。

そういえば他のキャンプ場では結構カラスが多いですが、この「キトウシの森キャンプ場」ではあまり見かけませんでしたね。

毛虫に注意!

この日は「キトウシの森キャンプ場」の敷地内に、多くの毛虫が発生していました。

私にはその毛虫が、毛に触れると激しいかゆみや皮膚炎を引き起こすという、ドクガの幼虫であるかどうかは判別できませんでしたが、その可能性はありますので、特に6月は注意が必要だと思います。

「キトウシの森キャンプ場」を利用する際の注意点

コスパ良く、魅力たっぷりの「キトウシの森キャンプ場」ですが、いくつか利用する際の注意点がありますので、それを紹介したいと思います。

ペット不可

最近はペットと共に泊まれるキャンプ場も増えてきましたが、「キトウシの森キャンプ場」ではペットを同伴しての利用は禁止されています。

焚火不可

ほとんどのキャンプ場では直火は禁止でも、焚火台を使用しても焚火はOKですが、「キトウシの森キャンプ場」では焚火台を使用したとしても、焚火は禁止されています。

他のほとんどのキャンプ場では許可されているだけに、この点は本当に注意が必要だと思いますね。

花火は駐車場内で一部の花火のみ可

花火の使用に関しては、キャンプ場によってルールはまちまちですが、「キトウシの森キャンプ場」では駐車場内の空きスペースで、打ち上げ花火や激しい音のでる花火以外の花火なら可、となっています。

コスパ良く、魅力あふれるキャンプ場

さて、旭川市の隣町、東川町のキャンプ場「キトウシの森キャンプ場」を紹介させていただきました。
「フリーサイト」なら1名1泊500円で利用できるコスパの良さ、ハイシーズンの土曜日でもそれほど混雑していないところ、子供の遊び場や温浴施設の充実、野生動物との出会いなど、魅力あふれるキャンプ場でしたね。

予約必須の人気キャンプ場は土曜日だと早い段階で埋まってしまいますので、突如予定が空いてキャンプしたくなったときでも予約なしで利用できるのもいいですね!

しかし毛虫には注意!です。

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