風の館〜襟裳岬の博物館

襟裳岬の春はなにも無い春・・・。
年配の方はご存知の方が多いと思いますが、森進一さんの曲「襟裳岬」の歌詞の一部です。

北海道最南端の岬「襟裳岬」には、本当になにも無いのかといえばそうでもありません。
「襟裳岬 風の館」をご紹介します。

目次

まず襟裳岬

足を運んでみての第一印象は「風が強い!」です。
それもそのはず、別名「風極の地」と言われ、年間260日以上も風速10m/s以上の風が吹く強風地帯であります。
たしかに太平洋に突き出した半島で、遮るような建物はないからでもあるでしょう。

まずは襟裳岬の先端にいってみたのですが、特に風が強い日だったようで、吹き飛ばされそうでちょっと怖い感じでした。ただし天気が良かったので、遠くまで見渡せて絶景ではありました。

ゼニガタアザラシが生息していることで、遠くの方にたぶんそうじゃないかな?と思う生き物がちらっと見えた程度でした。

風の館へ行ってみた

「風の館」は周囲の景観や植生、灯台の明かりを遮らない事に配慮して、地下に半分埋もれたように建設されています。海の方からはそれっぽい建物が確認できますが、入口はどこだろう?です。

風がくるくる回る、「カルマン渦」をイメージした回廊を進み館内へ。
襟裳岬の自然と風をテーマにしたさまざまな展示があり、入館料は大人300円で割合リーズナブルです。

パネルや鳥類のはく製をザラッと見学しつつ、アザラシの剥製の微妙なブサイクさに笑い。
襟裳岬の岩礁地帯の様子がリアルタイムで映し出されている「アザラシカメラ」で、岩場に群れているアザラシを観察。やはり外でみたらしい動物はアザラシだと認識しました。

さらに進んでいくと、ちょっと大げさですが視界がわあっと開けて展望室が。
外は風が強くて落ち着かなくても、ここならば、ベンチに座ってゆっくりと岬を眺めることができる。
いろいろな望遠鏡が設置されていて、モニターと一体化しているのが面白いかなです。

シアターでは、自然写真家の倉沢栄一さんが撮影したショートムービーが見られるので、興味がある人はどうぞ。

風速25メートルを体験!

さてこの施設のメインは「えりも風体験」コーナー。
風速25メートルの風が巨大なファンによって再現され、実際に体験することができるだけの単純なもの。
なんて舐めてかかっていくと、目を明けていられず、ポールに捕まっていないと吹き飛ばされそう。
とにかく想像以上に強い風に笑いが止まりません。

地元の業者が考えた「青春☆こんぶ」の萌えキャラの等身大パネルがいて、風でスカートがペラリ気味。
まあスパッツを履いていたりで、いろいろ配慮されているようですが。

最後に

今回は「風の館」を中心にレポートしましたが、襟裳岬には、季節それぞれになにかはあります。
結構、ネイチャースポットとしても楽しめます。

確かめるためにも訪れてみてはいかがでしょうか?

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