札幌、異色のラーメン屋「辛いち」

札幌といえば、言わずと知れた味噌ラーメン発祥の地。
北の大地でアツアツの濃厚スープに中太縮れ麺が絡み、お好みでコーンとバターを乗せるという味噌ラーメン文化が産声をあげたことには、なんの疑いもありません。
このため「札幌といえば味噌ラーメン」という風潮があるのは事実ですが、すすきのエリアには、燦然と輝く旨辛のラーメンを出すお店があるんです。
それが、今回ご紹介する「札幌ラーメン 辛いち」です。

目次

店内の雰囲気

辛いちは地下鉄すすきの駅から徒歩3分ほどで、極寒の冬でも行きやすく帰りやすい、抜群の立地を誇ります。ほかの超有名店と比較すると待ち時間は短いため、お腹が空いた際にふらっと立ち寄れるのも嬉しいポイント。

店内はL字型のカウンターが8〜9席ほどで、昔ながらのラーメン屋といった雰囲気です。
営業時間は17時〜翌朝の5時。夜ご飯、飲みの締め、終電を逃して困り果てた時の一杯としても、辛いちはいつでもあなたを待ってくれています。

異色の「旨辛ラーメン」

夏の暑い日や冬の寒い日には、辛いものを食べて汗をかく、あるいはあったまるという場面もありますよね。
そんな時にピッタリなのが、辛いちです。

メニューの柱は、「旨辛醤油」。
スープは、鰹、鯖節からとった出汁に鶏清湯を加えたトリプルスープ。
それだけでも美味しいしょうゆスープに、辛いちオリジナルのスパイスを加えることで、旨みの増す、まさに「旨辛ラーメン」となっています。
麺は札幌らしい中太縮れ麺で、こうした鶏清湯との相性は、新鮮ですが抜群。
辛さは、1辛からなんと30辛、そこからさらに鬼辛、地獄辛まで選べます!

そしてメニューのもう1本の柱が、「シビ辛味噌」。
こちらは長時間煮込んだ鶏と豚骨のWスープで、特製の味噌と数種類のスパイスを加えることで、深みのある味が実現されています。こちらもシビれの量を抜き、少なめ、普通、増しから選べます。

個人的には、人並みに辛いものを食べられると自負していますが、旨辛醤油は5辛を、シビ辛味噌は普通くらいがちょうど良いと思っています。初めて行く方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
30辛以上を食べたことがある方がいれば、コメントに感想をお願いします。

辛いものが苦手な方には

なお、辛いものが苦手な方も、「こく味噌」や「背脂醤油」が用意されていますのでご安心を。
特にこく味噌は、なんとあの輝風の味噌をアレンジしてつくられた味噌ラーメンとのことで、札幌の王道味噌ラーメンと、一風変わった旨辛ラーメンを同時に見ることのできる稀有なお店です!
ラーメン店をはしごして、食べ比べてみるのも楽しいですよ。

最後に

今回紹介した「札幌ラーメン 辛いち」は、筆者が学生時代によく通った思い出の店でもあり、時々思い出したようにふらっと立ち寄ってしまうお店です。
北海道に観光に行く際は、味噌ラーメンだけでなく、こういった変わり種のラーメン屋も楽しんでみてくださいね。

※画像はイメージです。

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