実家は旭川市。親子3人で帰省するたびに旭川市内や富良野方面を観光していましたが、ほとんどの場所は行きつくしてしまいました。
そこで、今回は少し足を伸ばしてみることに。すると、士別市に、羊のテーマファームなるものを発見。
動物好きな家族ということもあって、とても興味深かったので行ってみることにしたのです。
「羊飼いの家」と広大な牧場
雄大な自然が広がる士別市の「羊と雲の丘」は、「羊飼いの家」と「世界のめん羊館」からなる羊のテーマファームです。
小高い丘を登っていくと、羊飼いの家があります。ここは1階が売店、2階がレストランになっていました。2階にはちょっとした展望スペースがあり、高台に建っていることもあって、眺めが良いです。隣にはバーベキューハウスもあります。
羊飼いの家の横にあるのが羊の放牧地でした。広々とした牧場なのですが、羊の姿が見えません。入口でエサを買って中に入り、羊舎の方へ行ってみたら…いましたいました。顔が黒いのが特徴の大型の羊「サフォーク」が。サフォークは「ひつじのショーン」のモデルになった羊だそうです。
エサを持っているのがわかると、ぞろぞろとやって来て、手から食べてくれました。食欲旺盛でまたたくまに完食。柵越しではなく、放牧地に入って羊のエサやりができるのは、貴重な体験でした。
「世界のめん羊館」でクラフト体験も
放牧場から緩やかな坂道を下っていくと「世界のめん羊館」があります。
ここは、世界の珍しい羊たちと触れ合うことができる場所。柵越しですが、ここでもエサやりができます。
気をつけないといけないのは、エサを与えてはいけない子羊がいることです。それと、ツノのある羊もケガをする恐れがあるので、触れ合ってはいけないそうです。
柵で分かれてはいますが、同じ場所にいるので、注意が必要です。注意書きはありますが、係の方の監視などは特になかったので、よく確認した方がいいかも知れません。
館内の「体験工房くるるん」で体験できるのは、羊毛フェルト作りで、いくつか種類があり3歳から体験可能です。
羊毛フェルトというと、ひたすら針でチクチクというイメージだったのですが、石けん水に浸して丸めていく作業だけでできるものもありました。これなら小さなお子さんでも安心です。
好きなものを選んで、世界にひとつだけのオリジナル羊毛フェルトが作れちゃいます。簡単なものは15分から、本格的なものは1時間ほどかかるものも。時間を忘れて夢中になれます。
羊と雲の丘
羊と雲の丘では、ゴールデンウィークやお盆期間などには、トラクタークルージングやシープドッグショーといったイベントも行われるそうですよ。
羊が放牧されているのは、4月下旬から10月末までだそうです。
触れ合いや体験、ショッピングにグルメ。想像以上に充実していて、良い思い出を作ることができました。
\ コメントくださ〜い /