大自然をコンパクトに満喫!GANKE FES2026

2026年7月、我が家は家族で新得町のくったり湖畔沿いで開催された「GANKE FES2026」へ行ってきました。
今回の目的は、雄大な北海道の自然に囲まれた湖畔でキャンプを楽しみながら、音楽やさまざまなアクティビティを家族みんなで満喫することです。

2歳と6歳の男の子を育てる親として、「小さな子どもを連れて野外フェスを一日中楽しめるだろうか」「移動やぐずりは大丈夫だろうか」と、参加前は少し不安もありました。しかし、実際に会場を訪れてみると、キャンプはもちろん、子どもたちが夢中になれる遊び場やアクティビティも充実しており、大人だけでなく子どもにとっても魅力あふれる空間が広がっていました。

2歳の次男と6歳の長男を連れた子連れファミリーの視点から、実際に感じた会場の雰囲気や子どもたちの反応、事前に知っておくと安心なポイントについて詳しくご紹介します。

目次

イベントの概要

「GANKE FES」は、北海道新得町の「くったり湖畔(屈足公園)」で開催される、キャンプ・音楽・多彩なアクティビティが融合した野外フェスティバルです。

このフェスは2014年にスタートし、コロナ禍を乗り越えて今年で10回目を迎えました。会場は「KAMUIROKI STAGE」と「ITADORI STAGE」の2ステージ構成で、どちらも徒歩数分ほどの距離にあります。キャンプ場と会場の距離も近いため、ステージもキャンプ場も行き来しながら気軽に楽しめるのが魅力です。

大型フェスでは、ステージ間の移動や駐車場からの往復だけで子どもが疲れてしまうこともありますが、GANKE FESはそうした大規模フェスに比べると親子で無理なく移動できるため、小さな子ども連れでも比較的快適に過ごせます。
また、「くったり温泉」が会場に隣接しており、汗を流したりキャンプの合間にひと休みしたりできるのもうれしいポイント。
家族連れでも安心して参加できる、アットホームな雰囲気が魅力のフェスです。

子供たち向けの充実のアクティビティ

場内の子どもたちに圧倒的な人気を誇っていたのが、自然素材をダイナミックに活かした「藁束の遊び場」です。
高さ1.5メートルほどの藁束がいくつか並べられており、登って遊べるようになっています。ここでは子どもたちが隣の藁へと飛び移ったり、跳ね回ったりして、全身をフルに使って楽しむことができます。
6歳の長男も、その光景を見るやいなや目を輝かせて駆け寄っていき、汗だくになりながら何度もジャンプを繰り返して大興奮で遊んでいました。次男もお兄ちゃんの後ろをついて回り、一緒に飛び跳ねようとしていましたが、周りには少し大きい子どもたちも多く、ぶつかりそうになる場面が何度かありました。
次男の跳躍力ではまだ届かない高さの場所へ行こうとしてしまうこともあり、見ていて少し危険だと感じました。

また、会場内には子供でも挑戦できる本格的なロッククライミング体験エリアも用意されており、壁に手をかけて自分の力で登っていく体験に、子供たちの冒険心がしっかりと刺激されていました。

他にも会場内には公園内に設置された少し小さめのサイズで作られたコンビネーション遊具(複合遊具)もあります。ここは、小さなお子様でも安全に遊べる滑り台や、ちょっとしたアスレチック要素がぎゅっと詰まっており、未就学児や小さなちびっこたちが自分のペースで体を動かして遊ぶのにぴったりの空間となっています。
2歳の次男も、この小さめなコンビネーション遊具で、楽しそうに滑り台を何度も滑っていました。

普段街中の公園ではなかなか体験できないような自然豊かな遊び場から、ちびっこでも安心して遊べる遊具まで揃っており、年齢に応じた子供目線のスポットが確保されているのは、小さな子連れで参加する親にとって非常に心強く、ありがたい配慮だと感じました。

フェスの雰囲気

GANKE FESでまず印象的だったのは、出演アーティストとの距離の近さです。大きなフェスではステージから遠く離れて観ることも珍しくありませんが、GANKE FESではアーティストをかなり近い距離で見ることができ、臨場感がとてもありました。
前方では立って熱心に観るファンがいる一方で、後方では椅子やレジャーシートに座ってのんびり楽しむ人もいて、それぞれが自分のペースで音楽を味わっている雰囲気がとても心地よかったです。子連れの我が家にとっても、無理に前へ行かなくても十分に音楽を楽しめるのはありがたく、家族それぞれのスタイルで過ごせる自由さがありました。

ユニークだったのは、出演アーティストが会場内を自然に歩いていたり、買い物をしていたり、お酒を飲んでいたりする姿が見られたことです。ステージの上だけで完結するのではなく、観客と同じ空間の中でフェスを楽しんでいるような距離感があり、どこか親しみやすく、GANKE FESならではの空気を感じました。
こうしたゆるやかで開かれた雰囲気は、一般的な大型フェスとはまた違った魅力だと思いました。

会場はコンパクトにまとまっているため、観る・食べる・遊ぶがすべて近い距離に集約されており、移動に時間を取られません。子どもが遊び場に夢中になっている間は夫婦でどちらかが見守りながら音楽を聴き、片方は自由行動。少し休憩したら食事をして、また遊び場へ戻る、といった流れが自然にできるので、家族全員がそれぞれの楽しみを満喫しやすいフェスだと感じました。

出店もとても個性的で、飲食店はもちろん、床屋や古着屋まで並んでいるのが面白いところです。フェス会場というより、小さな町のお祭りを歩いているような感覚で、見て回るだけでも楽しくなります。
さらに、カヌー体験やサウナといったアクティビティも用意されており、音楽を聴くだけでなく、自然の中で体験そのものを楽しめるのもGANKE FESならでは。大人も子どもも、それぞれの楽しみ方ができる懐の深さを感じました。

キャンプ場について

今回の滞在ではキャンプも利用しましたが、利用者がそこまで多くないため、他のキャンプ利用者との間隔をしっかりあけてテントを張ることができ、周囲を気にしすぎずに過ごせました。
一方で、設備面では少し古さを感じる部分もありました。トイレは和式のみで、小さな子ども連れには少しハードルが高く感じるかもしれません。※フェス会場にはくみ取り式の洋式トイレが備え付けられてます。

水場は数多く設置されているものの、全体的にやや年季が入っている印象でした。
また、キャンプ場では炭火の使用が禁止されており、焚き火や炭火料理を楽しみたい方には少し物足りないかもしれませんが、カセットコンロは利用可能なので、ルールも明確で準備しやすいと感じました。

訪問アドバイス

子連れでGANKE FESを訪れる際は、いくつか気を付けたいポイントがあります。
まずは「遊具エリアの安全対策」です。「藁の遊び場」は人気が高く、多くの子どもたちが一斉に遊ぶため、接触や転倒のリスクがあります。小さなお子さんを遊ばせる際は、保護者が近くで見守るようにしましょう。

次に「飲み物や軽食の準備」です。会場周辺にはコンビニなどが少なく、会場内の飲食物はフェス価格となっています。また、子ども向けのペットボトル飲料の種類も限られていたため、普段から飲み慣れている飲み物や軽食は事前に準備しておくと安心です。
なお、夜間は音楽の重低音が響く時間帯もありますので、音に敏感なお子さんの場合は、耳栓やイヤーマフを持参すると安心かもしれません。

おすすめポイント

  • 会場がコンパクトで、子連れでも移動しやすく、無理なく過ごせる
  • 藁の遊び場やロッククライミング、コンビネーション遊具など、年齢に応じた遊び場がある
  • くったり湖畔の自然に囲まれたロケーションで、キャンプと音楽を同時に楽しめる
  • 会場のすぐ隣に「くったり温泉」があり、汗を流したり休憩したりしやすい
  • 飲食店や個性的な出店が並び、フェスというより小さなお祭りのような楽しさがある

気になるポイント

  • 「藁の遊び場」は人気が高く、混雑時は接触や転倒に注意が必要
  • 会場周辺にコンビニやスーパーが少なく、急な買い出しには不便
  • 飲み物や食べ物はフェス価格のため、予算には少し余裕を持っておきたい
  • 子ども向けの飲料は種類が限られているため、事前準備があると安心
  • キャンプ場の設備はやや古く、トイレが和式のみなのは小さな子連れには少し使いづらい
  • 炭火が使えないため、キャンプ飯の楽しみ方には少し制約がある

GANKE FES2026

「GANKE FES2026」は、くったり湖畔の美しい自然と心地よい音楽、そして子どもたちが思い切り体を動かして遊べるアクティビティが融合した、ファミリーにぴったりの野外フェスでした。
観る・食べる・遊ぶがコンパクトにまとまっているため、移動に追われることなく、時間を無駄にせず楽しめるのも大きな魅力でした。

「家族でフェスデビューしてみたい」「自然の中でキャンプと音楽を楽しみたい」と考えている方は、来年は親しみやすくユニークな空気が流れるGANKE FESに足を運んでみてはいかがでしょうか。

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