知人から、東川町に家具やインテリアの素敵な展示場があると聞いたのが1月の事。
しかし行く日程を組もうとしているさなかに新型コロナが広がり出し、その時は断念。
それから約半年経って、少し落ち着いたようなので、やっと訪問する事ができました。
お目当ての「北の住まい設計社」は、東川町の東側の郊外、周囲には田園が広がる、木々に囲まれたとても静かなところにありました。
1928年に建てられ、その後廃校になった校舎を再生した趣のある作業場から、職人さんの技が光る家具達が生み出されているんですね。
私が訪れたのは、この作業場に隣接するショールームとベーカリーがあり、食料品等の販売もされているcafeです。
ショールームの建物も素敵ですねぇ(^^♪
ここで暮らしてみたくなる自然環境の中に、住んでみたくなる様な佇まいの建物。
それが北の住まい設計社さんのショールームです。
家具の展示だけじゃなく、住まいそのものの展示なんです
中に入るまでは、北の設計社で作られた家具の展示場だと思っていました。
が、実際は全く違いました。住環境そのものの提案がなされている空間の様でした。
このブースでは、家具だけではなく、様々な照明器具が色々な高さ、位置で展示されています。
家具と建物の壁面、床とのトータルなデザインも見事ですね。
こちらは寝室を表現したブースですが、同時に各種寝具の提案もなされています。
家具はほとんどが無着色の、木そのものの肌合いを生かした作りになっています。
部屋全体にナチュラルな空気が満ちていて、とても落ち着く空間になっています。
ここまでは2階の展示の様子でしたが、1階はまた違った提案がなされていますよ。
見ているだけでも楽しい暮らしの場で使う道具たち
1階には様々なデザイン、タイプの食器や調理器具がズラリと並べられていて、そのどれもがチープなものではなく、使う人の事を考えて作られた、職人入魂の逸品ばかり。
カッチリした作りで、機能性、デザイン性の高い物ばかりですから、気軽にあれもこれもと買える値段ではありません。
しかしどれも長い時間一緒に暮らしたくなるもの達ばかりでした。
こちらのコーヒーカップは、一客数千円也。
これらの他に、ガラスの器、衣類や小物類、環境に優しい洗剤などの展示もありました。
ちなみに、入り口付近には、お手頃価格の食器類も並べられていましたよ。
さて、ショールームを一通り見て回ったので、次はいったん外に出てから、おとなりにあるcafeに行ってみましょうか。
絵になる建物のcafeには、厳選材料で作られたパンが!!
ショールームを出て、ひんやりとした空気が肌に心地好い森の中を少し歩くと、また洒落た建物が♪
木々に囲まれて佇むこのcafe&ベーカリーの建物は、どの角度からフレームに納めても絵になる様に建てられている感じなんですよねぇ。
そしてまた店内がいい雰囲気で、caféでは道産食材を使ったパスタやピザ、その他一品料理を楽しめます。
そしてベーカリーのパンは、上富良野その他道産の小麦や、美瑛産のライ麦を使い、卵や牛乳も道産。
ドライフルーツ、ナッツなどは、産地が分かる有機限定のものを使用しているとの事。
安全な食材で丁寧に作られたパンは、雑味の無い深~い味わいを楽しむ事が出来ます。
そうそう、この建物は食品館にもなっていて、こだわりのワインが置かれたワインセラーもありましたよ!!
このほかにも、「安全な食」と言う考えから、原材料にこだわった調味料なども豊富に並んでいて、「食」を通じて本当の豊かさとは何か?を考える機会になりました。
ショールーム、café、共にオーナーさんの北海道での「衣食住」への思いが感じられて、ただ単に品物を並べただけではない、味わい豊かな空間になっていました。
東川町の山奥にこんな素敵な場所があったんですねぇ。
街中からはちょっと距離がありますが、行ってみる価値大のスポットですよ~♪
北の住まい設計社 の施設情報
住所:北海道上川郡東川町東7号北7線
TEL:0166-82-4556
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日
公式サイトはこちら
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