東川町の新温浴施設「キトウシの森きとろん」の魅力を紹介!

北海道第二の都市、旭川市から車で約30分の距離にある、東川町のキトウシ森林公園内に2023年にオープンした新しい温浴施設「キトウシの森きとろん」。
やや小規模ながら魅力あふれるこの最新の温浴施設に、真夏のように暑かった2025年6月末のキャンプ中に訪れたときのことをレポートしたいと思います!

目次

「キトウシの森きとろん」とは

北海道東川町のキトウシ森林公園内、標高457メートルのキトウシ山の中腹にそびえ立つ、2023年8月にオープンした温浴施設です。

札幌市近郊の大型温浴施設と比較するとやや小規模ながら、木材をふんだんに使ってデザインされたインテリア、エクステリアがとてもスタイリッシュな印象の施設です。
1Fには売店とレストランもあり、ショッピングや食事も楽しむことができます。
3Fには温浴施設には珍しい展望デッキがあり、東川町の広大な田園風景を眺めながら、思い思いの時間を過ごすことができます。

目を引くスタイリッシュな外観

私たちは「キトウシの森キャンプ場」でのキャンプ中、16時くらいにこの「キトウシの森きとろん」を訪れました。
キャンプ場からは車で約4分、徒歩だと約15分の距離で、徒歩圏内ではありますが、山の中腹ということもあり、上り坂ばかりなので結構歩くのは大変だと思いますね。

この日は6月末の天気のいい土曜日ということもあり、「キトウシの森きとろん」の駐車場もそこそこ混んでいましたが、満車になりそうな感じはなかったです。

駐車場に車を停め、見えてきた建物は、大きさこそそこそこですが、細長い木材を縦に敷き詰めたような、とてもスタイリッシュなデザインです。
建物はとても前衛的なデザインでかっこいいですが、入口付近に控えめに設置された「キトウシの森きとろん」の文字はかわいいデザインなのが、ギャップがあっていいですね。

1Fはエントランス、売店、レストラン

「キトウシの森きとろん」の1階フロアには、エントランスと売店とレストランがあります。
エントランスで施設利用の説明を受けると、ロッカーの鍵(リストバンド)を受取り、入場できます。

この鍵は、自分の衣類を入れるロッカーの鍵であり、2Fのお風呂エリアのゲートをくぐるときにも使用します。
料金の支払いは後払い式で、各種キャッシュレス決済にも対応しています。

ゲートがある温浴施設というのは私は初めてでしたね。
さすが最新の施設だと思いました。

売店

エントランスで手続きを済ませると、そのすぐ横に売店があるので、少し見ていきました。
この売店は東川町のセレクトショップのようになっており、東川町のお米やお水のほか、初めてみるようなおしゃれなインテリア、クラフト品などが売っており、このあたりもスタイリッシュだな、と感じましたね。

レストラン

今回は私たちはキャンプ飯がありましたので、こちらのレストランは利用しませんでした。

こちらのレストランはカレーやラーメンなどの定番メニューはなく、ご飯と味噌汁におかずの小鉢を自分で選択して、その小鉢の数に応じて料金が変わる、というシステムになっています。
とても美味しそうでしたので、またの機会があれば、ぜひ利用したいと思いましたね。

3Fは展望デッキ(森の展望台)

私たちは2Fの温浴施設内に入る前に、3Fの展望デッキに行ってみることにしました。

展望デッキは思っていたよりもずっと広く、何十人もの人が利用できそうなスペースでした。
椅子などは設置されておらず、階段状の段差に腰掛けたり、コンクリートの上にそのまま寝転んだり、思い思いに過ごしている人達がいました。

景色は田んぼが広がる、まさに田園風景という感じ。

山の中腹、ということもあり、絶景とまでは言いませんが、かなりいい景色を楽しむことができます。

2Fお風呂エリアの紹介

2Fのお風呂エリアには、駅の改札機のようなゲートに、エントランスで受け取ったリストバンドをかざすことで入ることができます。

お風呂入口ののれんも、よくある「男湯」「女湯」と書かれた野暮ったいものではなく、スタイリッシュなデザインで、全てが考えられた、さすが最新の温浴施設、という印象です。

お風呂入口から中に入ってみると、広さは予想どおり札幌近郊の大規模温浴施設と比べると半分程度でした。
それほど広くない施設ですが、6月末の土曜日ながらそれほど混雑しておらず、快適に入ることができました。

トロン温泉の内風呂

「キトウシの森きとろん」の内風呂は広めの浴槽のトロン温泉と、やや狭めの薬湯の2種類あり、温度はどちらも41~42℃程度で、ちょうどいい温度でした。
私は「トロン温泉」というのは初めて入ったのですが、天然鉱石「トロン原石」を原料とした人工温泉のことらしいですね。
「きとろん」の名前の由来にもなっているようです。

田園風景を眺めながら入れる露天風呂

「キトウシの森きとろん」の露天風呂は広くはなく、外の景色を眺めながら、6~7人が横に並んで入れる、横長式の露天風呂です。

こちらのスペースのいいところは、露天風呂のすぐ後ろに外気浴用の椅子が6脚設置されており、露天風呂に入ったあとにすぐ後ろの椅子で外気浴ができるところです。
特に夏は外気浴が本当に気持ちいいので、本当に工夫された素晴らしい露天風呂スペースだと感じましたね。

サウナと休憩スペース

「キトウシの森きとろん」のサウナは2室あり、フィンランド式の本格的なサウナストーブが設置されており、ロウリュのためのサウナ道具も設置されています。
1室は狭めで、定員は5~9名程度という感じですが、本格的なサウナ体験が可能で、サウナ入口付近には無料で水が飲める設備もあり、最近のサウナ人気にしっかり対応している印象ですね。

休憩スペースに関しては、サウナ入口横に寝転がれるベッド型のチェアが2脚、さらに浴場入口付近にテレビを見ながら内気浴ができる小部屋スペースがあり、露天風呂の外気浴スペースと合わせて、十分な数の休憩用チェアが設置されている印象でした。

スタイリッシュかつ快適な、最新の温浴施設

さて、「キトウシの森きとろん」の全体の印象ですが、よくあるスーパー銭湯や温泉施設の、悪く言えば野暮な部分が一切なく、全てがスタイリッシュな、どちらかといえば若者向けという印象でした。

サウナがメイン、といった大浴場の設備にも、それが感じられましたね。

キャンプ場に隣接していることもあり、キャンプ中の利用はもちろん、旭川方面のドライブ中の訪問にもおすすめできる、スタイリッシュかつ快適な最新の温浴施設「キトウシの森きとろん」を紹介させていただきました!

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