親子で遊んで学べる!「OTOKOYAMA SAKE PARK」

「週末は子どもたちをどこかに連れて行きたいけれど、近場の公園以外にもたまには違う場所に行きたい…」
そんな気持ちを抱えるパパママも多いのではないでしょうか。
我が家も、5歳と2歳の未就学児を連れて過ごす休日は、毎回どこへ行くか頭を悩ませています。

今回は、思い切って1泊旅行も視野に入れながら、札幌から車で3時間弱でアクセスできる旭川へ。
移動時間とのバランスを考えると、遊ぶ時間も十分に確保できる距離感ということで、目的地に選びました。
もちろん、旭川まで来たからにはここだけを目的にしたわけではありませんが、旅の途中で立ち寄る親子向けスポットとして、家族全員がしっかり楽しめたのが「OTOKOYAMA SAKE PARK(男山酒造)」でした。今回はその魅力を、親目線でたっぷりご紹介します。

目次

施設概要とアクセス

男山酒造は北海道旭川市にある老舗の酒蔵で、代表銘柄「男山」の製造元として知られています。敷地内には「男山酒造り資料館」が併設されており、日本酒の歴史や製造工程を知ることができます。
2024年9月には家族向け施設「OTOKOYAMA SAKE PARK(サケパーク)」が新たにオープンし、比較的新しいスポットとして注目されています。遊具や体験コーナーが充実しており、仕込み水の無料給水所や、地元のお土産が揃う売店なども完備。世代を問わず楽しめる造りになっています。

旭川駅からは車で約15分。バスでも「男山前」停から徒歩約5分とアクセスも良好です。国道沿いに位置しているため道順は分かりやすいのですが、油断していると通り過ぎてしまうこともあるので注意が必要です。

SAKEPARKの滑り台と遊具が大人気!

敷地内の「SAKEPARK」では、子どもたちが思いっきり遊べる屋外遊具が整備されています。特に目を引くのが、巨大な一升瓶をモチーフにした全長12メートルの「一升瓶すべり台」。瓶の中を通って滑るという発想に、大人も思わず笑ってしまいます。

わが子も、初めて見るユニークな形の滑り台に大喜びで、何度も繰り返し遊んでいました。出口から出てくる瞬間や、横からのシルエットなど、写真映えするポイントも多く、撮れ高も十分。親としても見ていて楽しく、自然とカメラのシャッターが進みました。
他にも、「おちょこ広場」と呼ばれるエリアでは、円形の園路を中心に、子どもが走り回ったり隠れたりできる遊び場が広がっています。混雑時は滑り台に行列ができることもあるため、早めの時間帯に行くのがベストです。

名水「仕込み水」とコスチューム体験&売店グルメ+屋内キッズスペース

男山酒造の魅力の一つが、名水「仕込み水」の給水所。大雪山連峰の伏流水を使っており、そのまま飲めるうえに無料で持ち帰ることができます。専用容器を持参すれば、家でもこのおいしい水が楽しめるのは嬉しいポイントです。
また、子ども用の職人風コスチューム(法被や前掛け)に着替えて、記念撮影ができる体験コーナーも。小さな蔵人になった姿はフォトジェニックで、家族の思い出に残ること間違いなしです。

売店には子ども向けのグッズも充実しており、お土産選びも楽しい時間に。併設された屋内キッズスペースでは、一升瓶輪投げやお米クッション、大きな黒板などがあり、屋外遊具とあわせて天候に左右されず楽しめるのも魅力です。
中でもカフェコーナーで販売している「ふりふりカルピス」は、仕込み水を使ってその場でつくるスタイルで、自分で仕込み水を汲んで、その場でジュースを作るというちょっとした体験にもワクワクしていたようで、「自分で作った!」と満足げな表情を見せていました。
こちらのペットボトルは丸みを帯びた少しおしゃれな形で、そこにも「かわいい!」と喜ぶ様子が見られました。

酒造り資料館で文化にふれる

「男山酒造り資料館」では、江戸時代から続く酒造りの伝統を感じられる展示が多数あります。木製の酒樽や古い道具、歴代ラベルのコレクションなど、見ごたえのある展示が揃っています。
中でも目を引いたのは、酒造りの様子。窓から工場の一部を見学できる仕様になっており、実際の職人の作業風景などは子供と一緒に「お酒ってこうやって造るんだよ」と話しながら見学できました。

わが子は正直、展示そのものには早々に飽きてしまった様子でしたが、風情ある建物や雰囲気には初めて触れる感覚だったようで、楽しそうにあたりを見渡していました。
特に玄関前にある大きな酒樽との記念撮影は大はしゃぎでしたので、家族で訪れた際は、ぜひ写真を撮ってみてください。
館内は静かな雰囲気で、ガラス越しに見られる展示が多いため、小さなお子さんでも比較的安心して見学できます。

訪問アドバイス

訪問時は、仕込み水を入れるボトルを忘れずに持参しましょう。SAKEPARKの遊具は人気が高いため、午前中の早い時間に訪れるのがおすすめです。資料館内は静かなので、小さなお子さんがいる場合は滞在時間を短めに見積もっておくとスムーズです。
我が家の滞在時間は2時間ほどでしたが、SAKEPARKを中心に楽しむだけなら1時間前後でも十分コンパクトに回れます。スケジュールに合わせて無理なく立ち寄れるのも、このスポットの魅力の一つです。

おすすめポイント

  • 展示資料は小さな子には少し難しい内容もある
  • 酒造り資料館は一部階段が急なので小さなお子様連れは注意
  • 滑り台や衣装体験は混雑すると待ち時間あり
  • SAKEPARK内の池を渡る石段は滑りやすいこともあり要注意
  • 仕込み水は容器持参が必要
  • 一部の商品は観光価格でやや高め

気になるポイント

  • 一升瓶すべり台など、遊具がユニークで楽しめる
  • 日本酒の伝統や歴史を親が学べる展示も豊富
  • 仕込み水を無料で持ち帰りできる給水所あり
  • 子ども用の衣装体験がフォトスポットに最適
  • 仕込み水を使った「ふりふりカルピス」や抹茶など親子で楽しめる軽食もあり
  • 売店やアクセスも充実していて気軽に立ち寄れる

男山酒造のすゝめ

OTOKOYAMA SAKE PARK(男山酒造)は、親子で「遊ぶ・学ぶ・味わう」を一度に楽しめる、旭川の注目スポットです。
屋外遊具は冬季は雪で利用できない可能性があるものの、資料館や売店は通年営業しているため、季節を問わず立ち寄れる場所として次の家族旅行候補にぜひ加えてみてください。

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