僕の大学時代、夏休みに遭遇した不思議な話しです。
札幌の山で見つけた廃墟
北海道の札幌市にある大学に通っていました。
ある夏休み、僕は同級生2人と札幌郊外にある山に遊びに行く事に。
そこはちょっとしたハイキングコースがあり、気軽に登山を楽しめます。
しかし僕たちは冒険したい気持ちから、途中からルートを外れて、奥へ奥へ入と探索するように登って行きました。
しばらくすると、山の中腹辺りに1軒の廃墟がありました。
古く茶色の1軒家は、2階建てで誰も住んでいなく荒れ果てています。
僕は好奇心から、「あの廃墟見に行ってみよう。」と。
3人で恐る恐る廃墟に近づいて、窓から中を覗いて見ます。
中は傷んでいてタンスや食器などが散乱していました。もちろん、誰も住んでいる気配はありません。
そうしているうちに、窓から覗くだけでは物足りなくなり中へ入っていきます。
玄関から入って行くといろんなモノがあり、落ちている雑誌は10年以上前に発行された年号が記されていました。
少し生活をしていた雰囲気を感じながら、奥へ進んで行くと階段が目に入ります。
「2階へ行って見よう。」
ゆっくりと2階へ上がって行く3人。
部屋にいたのは誰?
2階に上がると、まず1つの部屋がありました。
タンスがあり、カーペットも敷いてあります。
押入れが合ったので、開けて見ると布団が置いてありました。
そして、3人は隣にある部屋へ行こうとしドアを開けます。
「ぎゃあー。」
そこには中年男性が首を吊って自殺している姿がありました。
3人は驚きドアを閉めて、慌てて廃墟の外に飛び出します。
「今見たか・・・首吊って自殺していたな。」
3人は、初めて見る光景に驚きを隠せません。
1人の人が、
「警察に通報するか?」
と、言いましたが、確認してみようと再び廃墟の2階へ行く事に。
恐る恐る2階に上がった3人は、自殺していた男性の部屋のドアをゆっくり開けてみました。
すると、そこには首を吊っていた男性の姿はありませんでした。
「あれ、いないぞ。確かに首を吊っていた男性いたよな。」
みんな、首を傾げて不思議がります。
その後、3人はあの男性は幽霊だったのじゃないかと思うのでした。
最後に
札幌の山の廃墟で体験した初めての心霊体験。
今でも思い出に残っています。
廃墟は、自殺した人が多いと聞きます。
何かしら合って、自殺した住人が幽霊になって現れたのでしょう。
※画像はイメージです。
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