きっかけは、テレビ番組「ケンコバのほろ酔いビジホ泊」1時間スペシャル。
番組で“すすきの”が紹介され、見覚えのある店が映ったのを目にした瞬間、かつて暮らしていた札幌への懐かしさがこみ上げてきました。
その勢いで、急きょ一泊の夫婦旅行に出かけることにしたのです。
空港から既に驚く
新千歳空港に到着すると、30年ぶりの空港内の激変ぶりに驚きました。
国内線3階が、迷ってしまうほどの充実ぶり。
遅めのランチを取ろうと迷いに迷い、札幌といえば味噌ラーメン・・・それなら昔からある奥深い味わいのスープが売りの「けやき」が良いなと思っているときでした。
妻の提案で最近話題の「えびそば 一幻」に決まりです。
甘エビの頭を大量に煮込んだ旨みスープにストレート麺が絡み、一気に飲み干してしまいました!
他にも、道産子なら絶対知ってる「松尾ジンギスカン」、スープカレー「lavi」、十勝名物「ドライブインいとうの豚丼名人」、函館の回転すし「函太郎」等など、北海道の味覚が凝縮されいます。
更にはROYCE チョコレートワールドで製造工程も見れたり、ハローキティ等の人気キャラクターと一緒に写真が撮れる施設に無料キッズスペースなど、いっそ空港だけでも良いんじゃないか?と後ろ髪を引かれるような気持ちで、すすきのへ向かったのでした。
宿泊はちょっと贅沢に
一人だったら「ビジホ」で十分なのですが、妻と一緒だとそうもいかないのです。
宿はちょっと贅沢な「SAPPORO STREAM HOTE」。
ニッカウヰスキーの看板で有名なあの交差点、階下にはCOCONO SUSUKINOというショッピングセンター。
こんな立地条件ながら、そこそこコスパの良いホテルでした。
私たちの部屋は北向きで、繁華街が広がる先には観覧車が見えます。
いつの間にか出来たようで・・・、妻に乗ってみたいかと聞いてみると、わざわざ町中で観覧車もないよねと否定されてしまったのです。私は乗ってみたかったのですが、一人で乗る勇気はありませんね。
いざお目当てのお店へ
身支度を整え、いざ!お目当ての居酒屋「海味はちきょう」さんへ向かいます。
予約なしだったので、ケンコバさんの番組で紹介された「本店」にはいけませんでした。
隣の「別亭おやじ」になったのですが、メニューは同じなので問題はありません。
顔より大きい縞ホッケを肴に、おすすめ限定酒から、大吟醸を彷彿するキレのある日本酒をもっきりで注文し、ゆっくり味わいました。
そしてお待ちかねの「つっこ飯」。
店員さんが脇にいくらの入ったボウルを抱えて威勢よく現れ、北海道産の米の上に、イクラが溢れるまで「ヨイショ、ヨイショ!」とつっこんでくれます。
終わると周囲からなぜか拍手が湧き、嬉し恥ずかしな気分です。
海の宝石箱のような、ぎっしりとしたイクラを堪能できました。

一泊ですが
たった一泊であっという間の北海道旅行でしたが、久しぶりの札幌を楽しくも懐かしく、美味しく過ごせて大満足です。
しかし、妻がいると誘惑の多い「すすきの」を十分堪能できるかというと・・・。
今度はなにかの理由を付けて一人で来たいなと、心の底では思っている自分がいます。
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