ラーメンのチェーン店「ラーメン山岡家」をご存じですか?
北海道から九州まで日本各地にあり、本州ではどちらかといえばマイナーなラーメン店だと思います。
山岡家を運営する株式会社丸千代山岡家の本社は札幌にあり、道民には馴染みのラーメン店なのです。
札幌といえば味噌ラーメン、山岡家といえば「豚骨スープ」。
どうして山岡家が北海道で馴染みなの・・・今回はラーメン山岡家について考証したいと思います。
山岡家は北海道発祥じゃない?
ラーメンの山岡家1号店は、昭和63年に茨城県牛久市にオープンし、着々とリピーターを獲得して繁盛していったのでした。
そこで次の出店を考えているとき、現代表取締役会長の山岡正氏は、憧れの地であるラーメン激戦区札幌で山岡家のラーメンを試したい!と平成4年5月に札幌 すすきのに進出します。
その後、北海道でも順調に業績を伸ばしていき、山岡家の味を広げたい!と札幌に現会社の前身である、株式会社山岡家を設立して道内での出店を進めていったのでした。
北海道で人気の理由とは?
その理由の一つとして、すでに札幌には味噌ラーメンがありながらも、山岡家の代名詞である「豚骨醤油」というジャンルが浸透していなかったためか、札幌で大ヒットし連日行列ができたそうです。
そして、山岡家といえば24時間営業のお店もあり、営業時間の長さと郊外の立地への出店が特徴です。
広い道内では輸送も長距離を移動しなければなりません。営業時間はもちろん、赤い目立つ看板にロードサイドの広い駐車場など、トラックドライバーさんにも利用しやすいお店。
これが道内でのシェアを拡大した理由ではないでしょうか?
山岡家のラーメンの味は?
さて肝心のラーメンのお味ですが、豚骨系が好きな方はきっと大好きだと思います。というのも、山岡家の豚骨スープは豚骨と水だけを丸3日間もの時間をかけて煮ているガチの豚骨スープだからです。
多くのチェーン店では、セントラルキッチンで製造したスープをそれぞれのお店へ配送してどこのお店でも安定した同じ味を提供できるようにしていますが、山岡家は手作りにこだわり、それぞれの添付で時間と手間をかけてスープを作っているのも味の秘密です。
ちなみに、私は豚骨の匂いが苦手なので、はじめは匂いに戸惑うのですが、食べ始めると意外にすっきりしていておいしいと思います。いろんな期間限定メニューもあり、どれを食べようか迷ってしまうほどの選ぶ楽しさもあって、時々無性に食べたくなるのです。
山岡家は家系?
山岡家は「〇〇家」という屋号から、横浜発祥の家系では?との疑問が浮かびます。
山岡家のラーメンは、豚骨スープ・中太ストレート麺・ほうれん草と海苔のトッピング。ここまでだと横浜家系ラーメンと似てはいますが、山岡家のスープは豚骨のみで脂は豚脂、ですが横浜家系のスープは豚骨以外に鶏ガラや鶏油を使用しているので実は違うのです。
ちょっと紛らわしいですね。
おわりに~山岡家は北海道のラーメン屋だったのか~
いかがでしたか?
関東にもお店があるので以前から知っていましたが、確かに北海道でもよく見るかも?くらいの認識で、山岡家が北海道を本拠地としているとは知りませんでした!
北海道には札幌味噌ラーメンや函館塩ラーメン・旭川醤油ラーメンなど、たくさんのおいしいラーメンがあります。そんな中でも山岡家の豚骨醤油ラーメンは独自の路線で頑張っているのですね!
みなさんも、ぜひ山岡家のラーメンを味わってくださいね!
ラーメンが食べたくなってきました!
※画像はイメージです。
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