北海道に異動となって3年ほど住んでいました。
大好きな八雲町、私のお勧めスポットを3箇所紹介します!
八雲(やくも)ってどこ?
八雲町は渡島半島の付け根のあたり、昭和世代ならご存知のコメディアンの由利徹さんのギャグになった長万部(おしゃまんべ)の南にあります。北海道を斧にみたてると、取っ手の辺りです。
太平洋(内浦湾)と日本海の2つの海に面し、サケやホタテ、ウニなどの海産物の宝庫、農業や酪農も盛んで、近代酪農発祥の地でもあります。カルチャーでは木彫りの熊の発祥の地やぺこちゃん伝説もあって興味のつきない町です。
近隣の大きな都市は函館で、JRで1時間以上、札幌から3時間弱かかり、目立った観光資源がある訳ではないので、道内に住んでる方でも行ったことがある人は珍しいのではないでしょうか?
宿は取るなら温泉と懐石料理「おぼこ荘」
八雲市街地から車で30分ぐらい、山の中にある宿泊施設です。
向かったが夜だった事もあって、市街地を抜けて何もない山道を進んでいくうちに本当にこんな山奥にあるのかな?と不安になりましたが、その分、温泉のご褒美感が味わえて最高の気分でした♪
詳しくはないのですが、炭酸泉で茶色みのあるお湯、内湯と露天風呂でで違う2つの温泉に入浴できます。
露天風呂からは四季折々の景色が楽しめ、どちらもカラダがぽかぽかしてくるため、秋から冬にかけてはすごく気持ちいいですね。
日帰だけではなく宿白もできて、お部屋はたたみの昭和感あふれるレトロな宿です。
食事は地元の食材をふんだんに使用した囲炉裏懐石で、ホタテ・ボタンエビに地元でとれた野菜の天ぷらを堪能できました。
日帰り温泉なら山奥にある「熊の湯」
かなりの秘境温泉で、渓谷の岩場にある天然の露天風呂です。
場所も市街地から日本海側に抜け、追分ソーランラインを少し北上した後、石平町辺りで山の方に向かいます。
こちらを利用する場合は、途中にあるひらたない荘に宿泊して向かうのが無理がなくて良いと思います。
この温泉は無料で入浴でき、11月になると閉鎖するものの、春夏は基本24時間入浴可能です。
注意しなければならないことは、脱衣所こそ男女別ですが混浴です。
川のすぐ横の岩盤を利用した温泉でかなり野性味が感じられ、大自然の中、生まれたままの姿で温泉につかるのは爽快感があります。
残念ながら2024年現在、水力発電所の工事の為に利用できません。
八雲で寿司ならココ!「寿し処かきた」
こちらも日本海側にある、雲石町にあり「熊の湯」とセットで訪問するのが良いでしょう。
追分ソーランライン沿い、熊石漁港のすぐ側にあり、看板で解りやすくなっているのですが入口が奥まった路地のような場所にあるのが面白いです。
ふと漁港の風景が目に入ってきて、夏場は爽やかな気分になります。
ランチで使用し、食べた新鮮なウニいくら丼の味が忘れられず、遠いのに何度か再訪してしまう程。
どんぶりに惜しげもなく新鮮な旬のアワビを載せまくった、あわび丼が2000円ちょっと良心的。
あわびを生で食べたことが無かったので、こんなにもコリコリとした触感だったのかと久々に食事で感動しました。
漁港が近く、観光地ではないので、だからこそだと思います。
最後に
ややマニアックなラインアップになってしまいましたが、八雲町にはまだまだ魅力がいっぱい。
今回は市街地の施設はありませんが、木彫り熊資料館や銭湯をリノベーションしたカフェなどなど、けっこう面白いものがあります。
訪れて、ご自身で八雲町を楽しんでください。
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