稚内へのバス旅行はアクシデント込みで楽しい

北海道には日本最東端だけでなく、日本最北端も存在する。
前回の旅行では最東端を制覇したが、まだ最北端が残っている。

そして今回は飛行機以外の移動手段をチョイスし、北海道の特色を色々な角度から炙り出してみたい。

稚内までの旅程

どうしようかなぁ・・・
飛行機か電車か・・・
それともバスか・・・
明日の旅先は稚内に決まったのだが、交通手段が決まらない。

札幌から稚内まで飛行機なら1時間だ。
しかし、電車やバスから車窓を眺めてもみたい。

よし、バスにしよう。

電車は旭川から先の乗り継ぎが難しい。
道内旅行に慣れてからにしよう。

さて、予約予約・・・今はネットで予約ができる。
便利な世の中になった。

バス乗り場が分からない

ここかなぁ!?
「はまなす号」に乗るため大通公園に来たのだが、バス乗り場が分からない。
10分ほど行ったり来たり。

やっとバス乗り場を見つけた。
なんだ、入口のすぐ近くじゃん!!

これは方向オンチあるある。

出発はのんびりと

出発時間になったのでバスに乗車。
バスはすぐに出発した。
札幌市街地を颯爽と通り過ぎていく。

・・・あれ!?
すぐに雪、雪、雪の世界に突入した。
北海道はとにもかくにも広い。

ちょっと眠るか

海の先にあるもの

留萌から先は海岸線を一気に北上する。
海も特に荒れてなく、沖まで青い海が続いている。

ふと、もしかして、この先はロシア!?
と思うも束の間、小さな島が見えた。
どうやら焼尻島らしい。

さすがにロシアは視認できる距離じゃない。
スケール感が分からなくなってきた様だ。

遅延

羽幌で休憩の後、運転手からアナウンス。
「稚内市内の降雪のため、到着が遅れる見込みです」

窓の外をみると、すでに日が沈んでいて真っ暗だ。
雪が降っているかどうかも分からない。

しばらくして、バスが停車した。渋滞だ。
札幌で渋滞ならわかるが、稚内の手前で渋滞とは。

「雪の影響でこの先の道路が閉鎖になった模様です」
えー!?

「これから迂回路に回りますので、かなりの遅延が見込まれます」
まぢかぁ~
これは雪国あるあるだ。

宿泊先の到着予定時刻もとっくに過ぎている。
とりあえず宿泊先の稚内ステーションホテルに電話することにした。
※稚内ステーションホテルは閉業しています。

宿泊先は寛容な応対

もしもし、到着が遅れそうです・・・
「今日中に着けそうですか?」

多分、それは大丈夫だと思うんですが・・・
「到着したら電話いただけますか?鍵を開けますので。」

すみません、宜しくお願いします。
これで一安心。

稚内入り

バスの外はちょっとした吹雪になっている。
このバスも休憩所でチェーンを装着しているが、速度は上げられない。
すでに路肩には2メートル近い雪が積もっている。
さすが日本の最北端。

・・・これじゃ当日中には着けないかな?
と諦めかけていた時、稚内市の道路標識が目に入った。
ようやく稚内。

稚内駅到着

「乗客の皆様。まもなく稚内駅、終点に到着いたします」
時計を見ると23:45だった。
ふぅ~安堵もひとしお。

稚内駅に到着後、すぐに宿泊先に電話した。
「もしもし、今稚内に着きました」
「はい、では鍵を開けてお待ちしています。」
「宜しくお願いします。」
さあ、今日はゆっくり休もう。

アクシデントあっての旅行

ベッドの中でまどろみながら。
飛行機だったらまた違った旅程だったのかな!?
うーん・・・いや、飛行機だったらあっという間でつまらなかったかも!?

アクシデントも含めてすべてが旅行なのだ。
むしろ、こういうアクシデントがあるからこそ、旅行は楽しい。

※画像はイメージです。

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