北海道日高地方は、言わずと知れた競走馬の馬産地です。
競馬ファンの方なら、名馬のふるさと日高を一度は訪れてみたいのではないでしょうか。
新ひだか町にある日高軽種馬農業協同組合では、サラブレッドセール(馬のせり)が行われています。
この日高軽種馬農業組合を会場にした馬といっしょに楽しむ新ひだか町のフェス、「うまカルフェスin新ひだか」が2024年10月にあると知り、実際に行ってみました。
ポニー体験乗馬や流鏑馬(やぶさめ)、G1馬披露やチャリティーオークションなど馬好きな人なら誰もが楽しめる内容です。
今回はその中で参加したイベントについてお伝えしましょう。
G1馬ユーバーレーベンに会う
2021年のG1レース、優駿牝馬で優勝したユーバーレーベンに会える、ということでうまカルフェスで一番楽しみにしている人が多かったと思います。
お披露目前に厩舎の中からちょこんとお顔を出していたユーバーレーベン。
ユーバーレーベンの出番前にはHBC北海道放送アナウンサーの水野よしまささんがトークで盛り上げてくれました。
引退後の姿とはいえ、たくさんのファンを前に臆することなく堂々と歩く様子はかっこよかったです。
馬クイズに参加
広い厩舎内では、馬のクイズに参加しました。
こちらのクイズの司会者もアナウンサーの水野よしまささん。
会場の一番前にはかわいいポニーがいて、「〇〇㎝以下の馬をポニーと呼ぶ」の〇かバツかクイズでスタート。
残念ながら1問めから不正解となり、あえなく退場しました。
馬イラストレーターのおえかき教室
競馬好きな人には有名な馬イラストレーター、おがわじゅりさんがイラストを教えてくれるおえかき教室に参加しました。
子供から大人まで画用紙片手にかわいい馬の描き方を教えてもらえる、という趣旨のイベントです。
馬のイラストを描くのって難しそう…と思いましたが、一つの工程ごとに手を止めたおがわじゅりさんがホワイトボードでゆっくり説明をしてくれるのでわかりやすい。
イラストレーターから直接教えてもらえることも滅多にないとあって、とても楽しめました。
せり会場を見学する
馬のせりを行う会場は実際にどのような所なのでしょうか。
うまカルフェス開催中も自由に会場を見ることができたので中へ入ってみました。
中は広くて買い付け人が座る座席がずらっと並び、なんとなくコンサートホールを思い起こさせます。
そして中央には馬を見せるためのパドックと、落札金額をうつす電子掲示板が。
コロナ禍では一時関係者以外はセールの様子を見学することはできませんでしたが、再び一般の人も見学自由になったため、セール期間中の会場はかなり賑わうそうです。
うまカルフェスでは、このセリ会場内で馬グッズのチャリティーオークションと元調教師によるチャリティートークショーも行われました。
2022年の有馬記念出走ゼッケンなど貴重な品が出品されて大いに盛り上がりを見せたそうですが、このオークションとトークショーは時間の都合上見ることができずに帰りました。
馬づくしイベント
こんなに馬づくしのイベントは、他ではなかなか無いかもしれません。
競馬ファンでも家族連れでも北海道観光でもどんな人でも楽しめる催しでした。
まだ日高地方を訪れたことの無い人は、桜並木も有名な新ひだか町へ足を運んでみることをおすすめします。
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