北海道の首都「札幌」有名なものはたくさんありますが、札幌のランドマークと言えばココ、「札幌テレビ塔」です。
高さ147.2メートルの大通公園内にある電波塔です。
東京タワーを手掛けた内藤多仲さんの設計で、東京タワーとは兄弟関係になります。
フロアガイド
このテレビ塔は地下1階は「テレ地下グルメコート」で特徴のある名物が食べられるわけでもないジミな飲食街となっています。
「さっぽろ地下街オーロラタウン」とつながっています。
2階は貸しホールとなっていて、ちょっとしたイベントや企業のセミナー等で利用されています。
ビルなら解りますが、塔の中にホールというのはちょっとめずらしい構造です。
そして3階はお土産屋さんとレストランが入っています。
こちらまでは無料で入場することができ、展望台フロアの入場受付もこのフロアにあります。
展望台へ
そして地上90メートルのところに展望台があり、大人800円、小・中学生400円でチケットを購入のうえ、登ることが可能です。
展望台からは札幌の町並みと周辺の自然、そしてまっすぐと伸びた大通公園を一望することができます。
昼間は大通り公園の鮮やかな緑と山と空、そして夜にはライトアップされた公園と市街を見渡せます。
そのため、昼夜二階登ることができるお得なチケットも発売中です。
そのほかにも、札幌ドームや野幌の百年記念塔、ススキノのノルべサ観覧車などの建物や、夕張岳やモエレ山などの自然の景色も見渡すことができます。是非お天気の良い日に登ってみてください。
テレビ塔のゆるキャラ
全国には様々なゆるキャラがいますが、テレビ塔にももちろん、「テレビ父さん」というゆるキャラが居ます。
「テレビ父さん」は、テレビ塔のカラーリングを模した、へにゃんとした癒し系のお顔のキャラクターです。
2002年にデビューで、ゆるきゃらブームの火付け役になった「ひこにゃん」が2006年の誕生なので、それよりも4年も古くブームの前から存在する最古参のキャラなのです。
この歴史の長いテレビ塔さんですが・・・なんと非公式キャラクターで、公式キャラクターは「タワッキ―」というキャラクターです。
テレビ塔のカラーは実は・・・
赤と緑でおなじみ、札幌のランドマークタワーとなったテレビ塔ですが、実は完成当初はこの色ではなく、完成当時は「シルバーメタリック」でした。
しかし航空関係者から「吹雪の日に同化してしまう」という意見があったこともあり、現在の色に変わったそうです。
理由はこのひとつではなく、寒い北海道では各々の過程で暖房を焚き、町に「煤煙」が立ち込め、そのため汚れで白が汚れていくということもあったそうです。
実に北国らしい理由ですよね。
現在のカラーリングは青い空に実に映え、フォトジェニックだと若者にも人気です。
上からの景色だけではなく、下からタワー全体を収めた写真を撮るのも、また札幌テレビ塔の楽しみ方の一つですね。
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