津軽海峡フェリーは本州から北海道まで、その名の通りに津軽海峡を結ぶフェリーです。
愛犬と乗船ができるドッグルームなどのわんこ対応施設があるので、わんこ連れの方にも安心ですね。
そんな「津軽海峡フェリー」についてを紹介していきます!
航路や歴史
函館から青森港までの「津軽海峡ロード」、函館から大間港までの「ノスタルジック航路」の2つの航路を運航しています。
「津軽海峡ロード」は1日に16便、青森・函館間を3時間40分で運航しています。
少し時間がかかりますが、青森の中心地に近く、高速道路へのアクセスが便利な青森港に到着します。
利便性もあり、2008年の12月に増便されたそうです。
もう一つの「ノスタルジック航路」は、函館港から大間港までをわずか90分で運航します。
時間としては最短となるのですが、本州の先端ともいえる大間町の大間港は鉄道が通っていません。
車であるとしても、そこから南下していくのにはやや不便ですね。
1日に4便の運行と本数は少ないのですが、1964年に大函丸が就航して以来、函館までの生活航路として大間町民に定着したようです。
単純に時間やなにか用事があるのであれば「ノスタルジック航路」なのでしょうが、観光目的などであれば「津軽海峡ロード」がよさそうですね。
快適な航海
どちらの航路でも、船内はバリアフリー対応で、無料Wi-fi、レディースルームやパウダールーム、ペット用のドッグルームが完備され、天候の良い日中には外部デッキに出ることができます。ビューシートでは、海を眺めてくつろぐことができます。
また「津軽海峡ロード」は、2020年6月9日に「ブルールミナス」が就航することで、カジュアルクルーズフェリーのシリーズ船4隻が揃い、全船同型の客室になることで統一したサービスをご提供できるようになったそうです。
特にわんこ対応施設が充実している印象で、ドッグルーム、プライベートドッグルーム、ドッグバルコニーがあります。
ですが犬以外、猫などのペットは車内でとなり、徒歩の場合は乗ることができないので注意です。
乗船でのおすすめポイント
乗船のおすすめポイントとしては、津軽海峡エリアでミンククジラなど鯨類やイルカを見ることができることです!
季節はおもに春に多く見られ、とくに5月と6月は運がよければカマイルカを見ることができます。
マイルカはジャンプを好むので、飛び跳ねて泳ぐ姿を観ることができるかもしれません!
その他にもオットセイや海鳥などが窓から眺めることができるのだそうです。
函館フェリーターミナルも魅力いっぱい
北海道側の函館フェリーターミナルは函館の七重浜にあります。
ターミナルからは函館山を見ることができて、降り立った瞬間から北海道を実感できるのではないでしょうか?
ターミナルの施設は充実していて、日替わり定食が楽しめる食堂や、フェリーオリジナル弁当や函館のお土産が購入できる売店もあります。外にあるウッドデッキには、モニュメントを通して函館山を見ることができるハートのモニュメントがあり、乗船前や後に記念撮影することができます。
ターミナルにも犬用のドッグウェイティングコーナー、ドッグランがあります。ドッグウェイティングコーナーは徒歩乗船専用で、ドッグランは冬季閉鎖なので注意してください。
市内に移動するにも、シャトルバスがJR函館駅から運行してますのでこちらがお薦めです。
近隣の駅は七重浜駅で徒歩だと20分ほどかかります。
さいごに
船での旅は思ったよりも快適で、季節や時間によっては鯨類が見られるのも魅力です。
車と一緒に移動できるので、広大な北海道を愛車で旅行する、ロマンあふれる旅もできそうですね。
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