トラピスト修道院

何度もトラピスト修道院の近くを通っているのに行ったことはありませんでした。
職場の方に勧められていってみると、神秘的で静寂さと歴史を感じ、今ではもったいなかったなぁと思います。

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日本最初の男子トラピスト修道院

北海道新幹線の終着駅 新函館北斗駅から車で約30分、道南いさりび鉄道線の渡島当別駅ら車で5分ほどにある「トラピスト修道院」。
明治29年(1896年)に、フランス、オランダ、イタリア、カナダから総勢9人の修道士たちがこの地を訪れ、日本最初の男子トラピスト修道院を創設しました。

修道院の1日は、3時半に起床し、その後読書の時間となります。5時半に朝の祈り、お祈りは朝、昼、晩、寝る前にあります。朝食・昼食の後は、お仕事を行い、就寝は20時。

現在でも女性の立ち入りを禁じていますが、柵を通して外から眺めることはできます。
内部は毎週火曜日の14時から男性1組限定で見学は可能で、事前に往復はがきでも申し込みが必要です。

敷地内の工場で作る酪農製品

修道院では、創立当初から開墾・農耕・牧畜が盛んです。
ここで作られるトラピストクッキー、バター、バター飴、ジャムが有名です。修道士たちが作る発酵バターは、今も当時のレシピのまま。食品添加物不使用で、懐かしい味わいに昔からのファンも多くいます。道南でしか売っていないため札幌、旭川など道内の人に渡すお土産としてもおすすめです。

売店のソフトクリームは、脂肪分が多く溶けやすいのが特徴で濃厚な味わい、道南トップクラスの味わいです。ワッフルコーンかカップを選ぶことができて、トラピストクッキーが1枚ついているのですくって食べるのも楽しいです。

修道院の四季

修道院へ続くまっすぐな道を登り切った後、振り返ると海まで続く一本道のような光景が広がり、感動する美しさです。途中、写真映えスポットとなっており、ここで撮るのがおすすめです。

周辺の散歩路は四季折々の表情を見せてくれます。春は、5月上旬から下旬まで美しい八重桜が咲き誇ります。夏から秋にかけて、澄み切った青空が修道院に広がり、展望台に上がると修道院から海の方へ見る景色も絶景です。
秋はすすきと牧草地が見られ、肌寒さが感じられると紅葉も薄くしくなります。
冬は、雪が降り積もり並木道も真っ白となり、荘厳な光景です。

トラピスト修道院

実は上の展望台までは、まだ行ったことがないので以前行ったのを思い出しながら、また行きたくなりました。
長く滞在する場所ではないですが、素敵な景色とソフトクリーム目当てに少し足を延ばしても良いですね。

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