しんしのつ温泉 たっぷの湯

「しんしのつ温泉 たっぷの湯」は石狩地方の小さな村「新篠津村」にあります。
「しのつ湖」や隣接する「しのつ公園」では季節ごとにいろいろなアクティビティが楽しめ、道の駅でもある為に沢山の人が立ち寄る人気のスポットです。

新篠津村からほど近い場所に住んでおり時折訪れる、たっぷの湯の魅力をご紹介したいと思います。

たっぷの湯と公園と湖

冒頭でもすこしお話しましたが、しのつ湖のほとりにあり、夏はフナ、冬はワカサギ釣りと釣り好きの方に有名なスポットであります。特に冬場のワカサギ釣りは専用の屋根付きの小屋、道具もレンタルと手軽に楽しめるのですが、難易度は比較的高いらしいです。

またお隣のしのつ公園のキャンプ場は人気があり、完全に手ぶらで来て、既に建てられたテントに泊まるというグランピングのような初心者向けプランも用意され、シーズン中は家族連れが目立ち混み合います。

ちなみにですが「しのつ湖」が湖なのにCの形をして不自然に思われる方がいると思います。
元々この湖は石狩川の一部で、災害の予防などから河川の蛇行を直す工事で出来上がった河跡湖なのです。
それを新篠津村が推進するスポーツのまちづくりの拠点施設として整備を行い、いまに至っているようです。

温泉はどんな感じ？

券売機で入浴券して隣のフロントに渡し、反対側に廊下を進んでいくと温泉の入口となっています。
脱衣所とロッカールームは広めで畳敷きスペースもあって、入浴の前後にすこし休むのに良いでしょう。

お風呂は内風呂と露天、サウナもあります。若干古さは感じますが気になるほどでありません。
泉質は「含よう素 ナトリウム 塩化物強塩温泉」で内風呂のみ源泉かけ流し、露天風呂はろ過や塩素殺菌されているそうです。
茶褐色の半濁湯で湯の花もポツポツと見え、入浴するとじわじわ温まる感じがあり、湯冷めし難い感じですね。
露天風呂は建物の屋根の下にありますので雪や雨が降っても、ほとんど直接、頭や体にあたる事無く入浴できるのが良いところです。

入浴後には広い畳敷きの休憩所があり、待ち合わせや仮眠を取ることもできます。

お風呂の後は

たっぷの湯に入ったら定番のジェラート・・・と思ったのですが、閉店していました。
でもご安心ください、施設内にはレストランがあり、しのつ湖を眺めながらお食事とスイーツを頂きましょう。
地元の新鮮な食材を使っているようで、和洋中と幅広いメニューでなかなか満足できました。

小さいながらもおみやげコーナーもありますし、「産直市場」も併設されているので、夏から秋のシーズンはお土産代わりに新篠津で採れた新鮮な野菜を買っていくのはいかがでしょう。

買えるのが面倒くさくなってしまい、次の日がお休みなら、併設のホテルに泊まってしまうのも良いかもしれませんね。