冬の千歳で幻想的な景色を楽しめるイベント。それは、寒さが厳しくなる1月の下旬頃に開催される「氷濤まつり」。
澄んだ空気の中、ライトアップされた氷のオブジェがつくリ出す、特別な空間を体験できる人気のイベントです。
見どころやアクセス、寒さ対策など、訪れる前に知っておきたいポイントをわかりやすく紹介します。
読み終わる頃には、氷濤まつりに行きたくなるはず。
氷濤まつりとは
千歳の冬に開催される「千歳・支笏湖氷濤まつり」は、支笏湖の湖水を噴霧して凍結させることで作られた氷のオブジェを展示するイベント。
自然の低温を利用して氷を成長させる手法は、北海道の厳冬期の気候条件を前提としており、人工と自然が結びついたような展示が特徴です。
この祭りの起源は、1970年代後半に始まったと言われ、観光の閑散期にあたる冬の支笏湖周辺を活性化させる目的で、地元関係者によって氷像展示が試みられたのが始まりとされている。
当初は現在ほど大規模なものではなく、コンセプトは同様に湖水を使った氷の造形を少数展示する、実験的な催しに近い内容だったようです。
その後、規模や演出方法が年々改良され、ライトアップによる夜間展示が本格化。氷の透明度と光の透過性を活かした演出が評価されるようになり、イベントは徐々に認知を広げていきます。
「氷濤(ひょうとう)まつり」という名称は、氷が波のように連なり立ち上がる景観を表現したもので、支笏湖の自然環境と結びついたイメージ戦略として定着しました。
現在では、千歳の冬を彩る幻想的な世界を楽しめる人気イベントとなり、地元の人はもちろん、観光で訪れる人の冬の思い出づくりとしても愛されています。
会場の雰囲気と見どころ
展示されている氷像は、昼間に見ると少し青みがかかったようにも見える白く不透明な氷の塊。
湖水を噴霧して凍結させているため、表面は凹凸があり彫刻作品のような美しさはありませんが、自然が生み出した無骨があり、日中は形状や大きさそのものを楽しめます。
一方、夜間は氷像の内部や周囲からライトアップが行われ、照明の色によって見え方が大きく変化すします。氷が光を受けて色づき、昼間とは異なる印象を与え、幻想的に変化するのが夜間展示です。
家族ならゆっくり散策しながら氷像を見て回れるのも良いですし、友人同士なら写真を撮り合ったり露店を楽しんだり、カップルならライトアップされた会場でロマンチックな雰囲気を味わえます。
会場には地元グルメや、温かいスープや甘いドリンクで体の中からもほっとできるのも嬉しいポイントです。
焚き火で焼きマシュマロを作るブースは大人気でした。

アクセスと参加のポイント
氷濤まつりの会場へは、自家用車を利用するのが最も現実的な手段となります。
開催期間中は会場周辺に特設駐車場が設けられ、通常の有料駐車場よりも会場に近い場所になる年もあります。
いずれにしましても、夕方から夜にかけて来場が集中するので、点灯時間帯や花火の実施時間と重なると周辺道路が混雑しやすいです。状況によっては到着までに時間がかかるため、余裕を持って行動してください。
車以外は千歳駅や新千歳空港からシャトルバスが運行される年もありますが、常設ではなく、本数や利用条件に制限があるのでは注意が必要です。他には、タクシーを利用することも可能ですが、会場までの距離があるため、料金はかなり高めになります。
特に夜間やイベント終了後は、復路のタクシーを確保しづらいので、帰りの手段も含めて事前に計画しておく必要があります。
自家用車を所有していない方や、冬道の運転に不安がある方にとっては、シャトルバスやタクシーが選択肢となります。しかし、いずれも制約があるため、事前に公式情報や交通状況を確認したうえで検討することが重要です。
参加時の気をつけたいポイントですが、支笏湖周辺は市街地よりも気温が下がることが多いので、防寒対策は必要以上にしっかりとしてください。
手袋や帽子はもちろん、首元の防寒具、温かいインナー、十分な保温性のあるアウターは必須で、足元も薄手の装備では長時間の滞在は難しい。
それに、スマートフォンやカメラ機材への寒冷対策も考慮しておきたいです。
低温環境ではバッテリーの消耗が早くなり、これはモバイルバッテリーを持てば解決する類の話ではなく、モバイルバッテリーも同様なのでタオルでくるんでおいたり、ポケットの中に入れ、体温で温めるのが効果的です。ただし、バッテリーの性質から、温め過ぎると発火する場合があります。
千歳の氷濤まつりを楽しんでください
氷濤まつりは、氷像の迫力やライトアップの幻想的な雰囲気といった、極寒の支笏湖でしか体験できない特別なイベントです。
写真や記事では伝わらない魅力がたくさんありますので、事前準備をしっかりして、ぜひ一度訪れてみてください。
もう一つの提案として周辺のホテルに一泊して、ちょっと贅沢に楽しむのも有りです。


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