2026年6月、家族みんなで体を動かしてリフレッシュできる場所を求めて、北海道勇払郡安平町にある「安平町鹿公園」へキャンプを兼ねて来訪しました。
キャンプでは、日中の子供がいかに楽しんで過ごせるかが大切だと思いますが、ここにはアスレチック遊具や鹿との触れ合いなど子連れファミリーが安心して過ごせる快適な環境が整っており、大満足の滞在となりました。
本記事では、3歳と7歳の兄弟を連れて訪れた体験談をもとに、親目線での魅力や注意点を詳しくレポートします。
施設概要
安平町鹿公園は、新千歳空港から車で約20分から30分というアクセスしやすい場所に立地しています。1902年(明治35年)に指定を受けた日本最古の保健保安林内に位置する自然豊かな公園として知られ、キャンプ場、大型アスレチック遊具、そしてエゾシカが飼育されている「エゾシカの丘」が併設された公園です。
全体の雰囲気は緑豊かで開放感にあふれており、利用客の多くがファミリー層となっています。そのため、小さなお子さんが多少賑やかにしていても周囲とお互い様の雰囲気が漂っており、過度に気を遣うことなく快適に過ごすことができます。
また、子連れキャンパーや荷物の多い家族にとって非常に助かるのが、駐車場の利便性です。
駐車場には貸し出し用のリアカーが10台ほど常備されており、車からフリーサイトや遊具近くの設営ポイントまで重い荷物を楽に運ぶことができます。広大な敷地内を何度も往復することなく準備を進められる点は、親にとって実にありがたい配慮でした。
本格的な遊具が揃うアスレチックエリア

安平町鹿公園の大きな目玉の一つが、自然の中に設置された充実したアスレチックエリアです。ここにはボルダリング、ターザンロープ、ジャングルジム、うんていなど、体をいっぱいに使って挑む遊具が多数設置されています。
現地に到着するなり、たくさんのアスレチックを目にした我が子達は大興奮。さっそく遊具に向かって駆け出していきました。こちらの遊具群は全体的に難易度が高めに設定されており、3歳の次男はもちろんのこと、小学1年生(7歳)の長男でも苦戦するほど本格的なつくりになっています。体をどう動かせばクリアできるのか考えながら、足を踏ん張って挑戦する子どもたちの姿がとても印象的でした。
エリア内には小さな子ども向けの滑り台といった幼児用遊具も用意されています。しかし、アクティブな遊びに興味が向いていた次男にとっては少々物足りなかった様子で、お兄ちゃんの後を追うように少し背伸びをして難易度の高いアスレチックにチャレンジしようとしていました。
「エゾシカの丘」での餌やり体験

アスレチックでしっかりと体を動かした後は、園内にある鹿牧場「エゾシカの丘」へと向かいました。ここでは、広々とした敷地内で飼育されているエゾシカたちを間近で観察することができます。
一番の魅力は、職員の方からエサを分けていただき、直接手渡しで餌やり体験ができる点です。柵越しに近づいてくる大きな鹿たちを前に、長男も次男も少しドキドキしながらエサを差し出していました。鹿がパクッとエサを食べてくれると、二人とも「食べた!」と嬉しそうな声をあげ、終始楽しそうに触れ合っていました。
週末や混雑時には多くの家族連れが餌やりを楽しんでいますが、親から「かわりばんこだよ」とみんな促され、子どもたちは順番や場所を譲り合いながらエサをあげる微笑ましい光景も見られました。
テント設営と子どもの見守りが両立できる空間

安平町鹿公園では、遊具やアスレチックの比較的近くにもテントやタープを張ることができます。
実際に遊具の周囲にテントを設営してみると、大人がくつろいだり設営作業を進めたりしながらでも、元気に遊ぶ子どもたちの様子を視界に収めて見守ることができました。
「ママ、パパ見てー!」という子どもたちの呼びかけにもすぐに反応でき、安心して遊ばせることができます。子どもたちも親の視線が届く範囲にいることで安心感があるのか、伸び伸びと駆け回っていました。
周囲も同じように子連れでテントを張っているご家庭が多く、子どもの声や足音に過剰に神経質にならずに過ごせる空気感があります。
親にとっても精神的な負担が少なく、家族全員がリラックスしてアウトドアを満喫できる理想的な配置構造だと実感しました。
混雑状況・注意点と親目線での対策
実際に訪問して感じた親目線での注意点と対策をいくつかご紹介します。
まずは、子供の安全管理についてです。この公園は非常に人気があり、週末やシーズン中は多くの子どもたちで賑わいます。特に体の大きい年上のお子さんが悠々とスピードを出して遊んでいる場面も多く、3歳の次男や7歳の長男のように年少~低学年の子どもたちが遊ぶ場合、動線の交差やスピードの違いによってぶつかりそうになる危険な場面が何度かありました。小さな子からは目を離さず、状況に応じて声をかけたり手を添えたりする見守りが不可欠です。
他にも敷地内には水辺や橋が架かっているエリアがあり、子どもたちは興味津々で水辺に近づきたがります。柵や仕切りがなく簡単に近づける場所もあるので、水辺の近くを通る際は必ず手をつなぐなどの注意が必要です。
また、リアカーは10台ほど用意されていますが、利用者が集中する時間帯にはすべて出払ってしまうことも考えられます。荷物の搬入・搬出をスムーズに行いたい場合は、到着時間や撤収時間を少しずらす工夫をするとより快適です。
おすすめポイント
- ボルダリングやターザンロープなど、小学生でも挑戦しがいのある遊具が充実している。
- エゾシカ餌やり体験では職員の方からエサを分けてもらい、間近で安全に動物との触れ合いを楽しめる。
- 遊具の比較的近くにもテントを張ることができ、設営や休憩をしながら子どもを遊ばせられる。
- 駐車場に10台程度のリアカーが常備されており、重いキャンプギアの搬入が楽に行える。
- 周囲も子連れファミリーが多く、過度に気を遣わずに家族で伸び伸びと過ごせる。
気になるポイント
- 体の大きい子も元気に走り回るため、小さい子どもとの衝突や接触に注意が必要。
- 幼児向け遊具はあるものの物足りなく感じることがあり、大型アスレチックは保護者のサポートが必須。
- 子どもが近づきたがる池や橋のエリアがあるため、目を離さないよう注意が必要。
- 10台ほどのリアカーは混雑の時間帯によって出払ってしまう可能性があるためタイミングに配慮が必要。
安平町鹿公園
安平町鹿公園は、体をいっぱいに動かせる迫力満点のアスレチックと、愛らしいエゾシカとの触れ合いが一度に楽しめる、ファミリーにとって非常に魅力的なスポットでした。
大きな遊具に果敢に挑む子どもの成長を感じたり、餌やり体験で笑顔を弾けさせたりと、親子でたくさんの素敵な思い出を作ることができます。
豊かな自然の中で、アクティブな一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。


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