遊べるチョコレート博物館!白い恋人パークのすゝめ

2025年9月、子どもと一緒に楽しめる屋内スポットを探して、札幌市西区の「白い恋人パーク」を訪れました。
甘いものが大好きな我が子たちは、出発前から「チョコレートの国に行くんだ!」と大はしゃぎ。
実際に足を運ぶと、工場見学の要素やショーのような演出もあり、まさにチョコレートのテーマパークという印象です。

館内は無料と有料エリアに分かれていますが、今回は有料エリアの「チョコトピアハウス」を中心に見学しました。
ふんわり漂う甘い香りとレトロな洋風の中庭が印象的で、どこを切り取っても子どもが楽しめるスポットでした。今回はそんな「白い恋人パーク」をご紹介します。

目次

施設概要

白い恋人パークは、北海道銘菓「白い恋人」を製造する石屋製菓が運営する体験型テーマパークです。チョコレートの歴史や製造工程を楽しく学べる展示のほか、フォトスポットやおみやげショップなども充実しています。

地下鉄東西線「宮の沢駅」から徒歩約7分とアクセスが良く、駐車場も広いため車でも安心です。
ベビーカーレンタルや、授乳室やおむつ替えスペースも完備。

隣接する白い恋人サッカー場内には「ガリバータウン・ポッケ」があります。小さなお店やおうちが並ぶ子どもの街で、リアルなおままごとやゲーム、お姫様の衣装体験などを楽しめるエリアです。
屋内外を行き来できる構造で、屋外には時間ごとに飛び出す人形の仕掛けなどもあり子どもの好奇心を刺激しながら自由に遊べます。

チョコトピアハウス

チョコトピアハウスは、チョコレートができるまでの工程を「カカオの旅」をテーマに紹介する体験型エリアです。プロジェクションマッピングや立体的な映像演出を通して、カカオの栽培からチョコレートづくりまでを楽しく学ぶことができます。

展示内では、タイムトラベルマシンに乗って物語の世界を旅するような体験ができ、子どもたちは光と音の演出に大興奮。ストーリーの途中では、タイムトラベルを始動させるレバーを引く体験があり、運良く我が子が代表に選ばれました。世界観は完全に理解しきれていないようでしたが係員さんの声かけに応じてレバーを引くと、会場全体が光に包まれ、チョコレートの世界が一気に広がります。

驚きと笑顔が交錯するその瞬間は、親子にとって忘れられない思い出になりました。終わった後に「僕がスイッチを入れたんだ!」と嬉しそうに話す姿がとても印象的でした。

チョコトピアコレクションルーム

続いて訪れた「チョコトピアコレクションルーム」では、世界各国のチョコレートパッケージや広告ポスター、歴史的な容器が展示されていました。大人にとっては懐かしいデザインが並び、思わず「昔こんなのあったね」と会話が弾む空間です。

静かな雰囲気の中、6歳の長男は色とりどりの缶やラベルを興味深そうに眺め、「宝物入れにしたいね」とつぶやいていました。2歳の次男はまだ理解が難しかったようで、展示品を触らないかそっと手を添えて見守る場面も。
チョコレートが世界中で愛されてきた歴史を感じられる貴重な展示でしたが、小さな子どもには少し静かすぎて落ち着かない時間でもありました。

チョコトピアファクトリー

チョコトピアファクトリーでは、実際の「白い恋人」製造ラインをガラス越しに見学できます。ベルトコンベアで流れていくクッキーがチョコレートと合わさり、包装されていく様子はまるでショーのよう。機械が途切れることなく動く様子に、子どもたちは目を輝かせて見入っていました。

解説映像も分かりやすく、チョコレートづくりの仕組みを親子で一緒に学べます。また、見学窓の反対側には、ハンドルを回すと小人が現れるかわいらしいジオラマもあり、我が子達は夢中で操作していました。
順番をほかの子供達と譲り合いながら代わる代わる楽しむ姿に、親としても心が和みました。

ものづくりの現場を間近に感じられるこのエリアは、工場見学の側面がありつつも、子供を飽きさせない工夫もあり、まさに子連れ向けのスポットだなという印象を受けました。

マジカルマルシェ

マジカルマルシェは、館内でも特に人気のフォトエリアです。レトロな電話ボックスや、コーヒーカップに座ったようにみえるトリックアートなど、どこを撮っても絵になる空間が広がっています。子どもたちは「ここで撮って!」と次々にポーズを決め、家族みんなで笑顔の撮影タイムを楽しみました。

我が子達はデジタルな猫が動く仕掛け付きの椅子に夢中で、画面上の猫を操りながら長男は「見て、僕たちが動かしてるんだよ!」と嬉しそうに声を上げていました。
訪問した日は観光客も多く、フォトスポットでは順番待ちが発生していましたが、譲り合いながら和やかに撮影できました。

訪問アドバイス

白い恋人パークの滞在時間は、見たいエリアによって大きく変わります。有料エリアのみを見学するならおよそ1時間ほどで回れますが、チョコづくりなどの体験コーナー(有料・今回は未体験)を加えると2時間程度かかることも。

さらに無料エリアの屋外やショップやカフェまでゆっくり楽しむなら、全体で3時間ほど見ておくと安心です。館内には授乳室やベビールームもあり、小さな子連れでも安心して過ごせます。おみやげコーナーには限定パッケージの白い恋人やかわいいチョコグッズが揃っており、最後まで楽しみが続きます。

おすすめポイント

  • 滞在時間を調整しやすい。
  • チョコトピアハウスやファクトリーなど、子どもが夢中になる体験が豊富。
  • 授乳室やおむつ替え台など設備が整っている。
  • 屋内施設は天候に左右されずに遊べるので雨の日の選択肢にも出来る。
  • 館内外にフォトスポットが多く、家族で思い出を残しやすい。

気になるポイント

  • 写真スポットは混雑しているので順番を守る必要がある
  • コレクションルームは静かな展示中心で、小さな子どもは飽きやすい。
  • 子供向けの楽しめる仕掛けがあるが、数は少なく順番や時間を守って交互に利用しなければならない
  • 工場見学はガラス越しのため、体験要素はやや少なめ。
  • 体験コーナーを含めると見学時間が長くなりやすく、時間配分に注意が必要。

白い恋人パーク

白い恋人パークは、チョコレートの魅力を体験しながら学べる親子に優しい施設です。
工場見学の側面やプロジェクションマッピングを利用したイベント、展示、写真撮影スポットなど様々な楽しめるポイントが満載のスポットです。
甘い香りに包まれた館内で、親子の笑顔があふれる一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

※画像はイメージです。

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