鹿との出会い

友人と糠平湖温泉に訪れました。
北海道の中でもかなり奥地にある糠平湖の側にある温泉地で、一番近い町から車をつかって数時間かけなければ到着しないほどです。

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鹿との出会い

宿へチェックインすると近所の公園に足湯があると聞いて、散策がてら行く事にしました。
ほとんど歩いている人もいない静かな町を歩いていると、遠くの林の中に野生のエゾ鹿が4頭歩いています。

周囲に鹿注意の看板があり、宿の人から鹿は危ないので出てきても近寄らないようにと言われていましたので、遠くから草をついばんでいてる鹿たちをほんわかした気持ちで見守ります。
しばらく観察ついていると私たちに気がついたのでしょうか、鹿たちは山の奥の方に走って逃げていきました。

それから公園に到着し足湯に浸かりながら、鹿のことや旅行の事などを友人と話していたとき・・・。
山の方から「パーン!」とあまり聞き慣れない音が響いてきたのです。
私たちは、猟銃の音じゃないかと思うとともに、もしかしてさっきの鹿は撃たれてしまったのか・・・と。

お夕食には

宿へ戻ってしばらくすると、お楽しみの夕食の時間です。メニューには鹿焼肉がありました。
私は鹿焼を初めて食べたのですが、思ったより臭みがなく食べやすい。とてもおいしい。

宿の方に「鹿の肉は臭みがなくておいしいですね、初めていただきました。」と感想を述べていたところ、「この鹿はそこの裏の山で捕れた鹿なんですよ。臭みがないのは新鮮な証だと思います。」と答えられました。
私は瞬時に昼の鹿を思い出し、もしかして私たちがみた鹿だったのではないかとすこし怖いような気持ちになったのです。

鹿・・・・

食事のあとお風呂に入り、何の気なしに部屋の窓を開けてみると窓のすぐ外にエゾ鹿が4頭いて、私たちを見つめているようです。

そんな事はないでしょうが、もしかすると昼間の鹿の復讐にきたのかと思うと怖くなった。
それとともに命の大切さ、私たちは命をいただいて生きているのだという実感が湧いてきたのでした。

※画像はイメージです。

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