登別と聞けば、昭和世代ならドリフの『いい湯だな』の歌詞に出てくる温泉地と答える方も少なくないでしょう。
道民ならコマーシャルでお馴染み「クマ牧場」と答える方もいるかもしれません。
6月初旬、久しぶりの北海道旅行。
「石水亭」というホテルに泊まり、夫婦水入らずでゆったりと登別を味わいました。
登別への道のり
新千歳空港から登別へ行くのに、例えばレンタカーを借りたとして、約75kmぐらいの道のりを1時間以上かけて向かうことになるでしょう。
免許を持っている人でも普段運転していない人にとってはキツイですよね。
それにせっかくの旅行なので、疲れることはなるべく避けたい・・・。
電車とバスも良いのですが、首都圏とちがって1時間に1本なんてざらでタイミングを誤ると大変な事になりますし、そこそこに運賃がかかります。
「石水亭」であれば、そんな心配は必要ありません、新千歳空港から送迎バスがありました。
運賃も片道1,000円、公式HPから宿泊予約した場合は無料、その他にも割引プランもあるので嬉しいかぎりです。
ビール片手に北海道の景色を眺めていれば、宿に到着といった寸法です。
名湯、登別温泉の宿
温泉街からすこし山の奥に入った場所にある、やや昭和やバブルを思わせる大きな建物。
チェックインを済ませて、和室の部屋のふすまを開けると昔ながらな感じ。
ですがこれが良いのです。
部屋の掛け軸、窓の向こうの青々とした葉に目を奪われながら、浴衣に着替えて最上階の浴場へ向かうのですが、改めてホテルの大きさを実感。
今だとこれほどの規模のホテルは難しい、元気だった日本の面影を思います。
ホテルは、フロントやロビーがある辛夷館を中心として、左右に銀杏館、桜館の3つの建物から構成されています。
お風呂は辛夷館に大浴場、銀杏館には露天風呂がそれぞれの最上階に設置されています。
辛夷館に大浴場に入ったのですが、8階にありだけあって余計な物をが見えない、目を窓の向こうの大自然を愛でることができて、まるで絵画を見ているような気持ちにさせられます。
6月より紅葉のシーズンの方が、よりベターだったのかな?と思いますが。
開放感と直に自然を感じたいのであれば、銀杏館には露天風呂がオススメですが、行き来するには下の階におりなければなりませんので、すこし不便です。
どちらも天然温泉なので、、浸かるだけで肌が若返ったような心持ち。
サウナも設置されており、ととのった「無」の境地になれるかもです。
よくばりバイキング
蒸し料理のコースもあったのですが、欲張り夫婦の我々はバイキングコースへ。
和洋中と幅広いお料理がならび、一番行列ができていたのは海鮮コーナー。
新鮮な魚介類を思い思いにご飯の上に乗せ、オリジナル海鮮丼をつくって食べたり、そのまま、お刺身でも美味しい。
目の前で揚げてくれる季節の天ぷらの実演コーナーがあるのですが、時間によって作り置きがおいてある事もあります。
そのなかでも、やっぱり北海道に来たなら食べたいのがジンギスカン。
固形燃料が置かれた小さめのジンギスカン鍋でいただけるのが、雰囲気が味わえて良いですね。
ヨーグルトやソフトクリームのスイーツもございます。
周辺観光
翌朝、周辺観光をしたのですが、町の中心部にいくのに約800mぐらいあります。
ただ登別自体がこじんまりととしているので、時間さえ許せば散歩がてら回るのが良いですね。
町中には、からくり閻魔堂や鬼があちこちにいますので、探してあるくのも楽しいですよ。
お勧めは定番の「地獄谷」や「クマ牧場」です。
皆様も登別にお越しの際には、石水亭に泊まってみてはいかがでしょう。
※画像はイメージです。


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