小さい頃、小樽に住んでいて、大人になってから戻ってきたのですが、1年で「いや!もう無理!」と本州へ逃げ帰りました。
きつい寒さ
今は東京近郊に住んでいて、北海道に戻った時に改めて「レベルが違う寒さ」を実感しました。
とにかく石油ストーブがないと何もできない!という感じで、お店や建物に入った途端に温度差がとんでもなく、もはや暑い。
それでもストーブを切って1分も経つとすでに凍えるので、冬はストーブを入れっぱなしです。
いまだに石油ストーブが大活躍している理由としましては、北海道は屋外に巨大な石油タンクが設置されており、燃料がそこから自動補給されるという便利さがあるためです。
ほとんどの家やお店が石油ストーブを使っているため「あ、この独特の匂いは」と、すぐに気づきます。
コロナ前の話ですので今は違うかもしれませんが、換気すると一気に寒くなり暖房代もかさむので、ほとんど換気をしないんです。
全てが凍り付いた冬
冬はとにかく何もかも凍ります。
帰宅して玄関を開けようとすると、鍵穴が凍っている事もあって家に入れなくなってしまう。こんな時に小さい氷解スプレーを持っていると便利です。
他にもストーブの熱が届かない玄関に雪まみれの靴を置きっぱなしにしていると、次に出かけようと靴を履くと凍り付いておりびくともしない事があります。
帰宅したらまず靴の雪を払ってから部屋に持ち込み、新聞紙などを敷いた上に靴を乗せておいていました。
それに冷蔵庫と外の温度はほぼ変わず、むしろ外のほうが寒いかもしれません。
ですので冷蔵庫が埋まっていたりしている時、ふと「ビールが飲みたいな」と思えば窓を開けて目の前の雪に缶ビールを適当に差し込み、1時間ほど放置しておくと良い感じに冷えています。
体感温度がおかしい
ずっと本州のほうで暮らして北海道へ戻ると、あまりにも寒い!五月だというのに寒い!そして桜は開花したばかり。
あまりの寒さで凍えていた私は、エレベーターでたまたま二人きりになった女性が少し薄着気味に思えたので、つい「寒いですね~」と話しかけてしまったのですが、相手はキョトンと「え?寒いですか?」。
寒くないわけがない、おかしいと、部屋に帰りルームシェア相手にそれを話すと「え?今日あったかいよ?」と言われました。
なお、その日の気温は2度。
立つ鳥跡を濁してしまう
本州へ引っ越す日、最後に部屋の床拭きをしようとしたのですが、雑巾が1分もたずに凍って床に張り付いてしまいました。
これではいけないと思い、それを取るために使った二枚目の雑巾も同じ末路に。
3枚めで「ああ、これ取るのは無理だ」と諦め、申し訳ないのですが、そのまま出てきてしまいました。
※画像はイメージです。
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