北海道に旅行に来る方、郊外をレンタカーなどで走行させる場合、知っておくと役立つ道路標識。
まず気をつけて欲しい事
北海道は誰しも知っているように広大な面積です。
都市部ではロードサイドに会社や店舗が営業をしていますが、郊外になるとお店も何もなく街路灯もない道路は沢山あります。
春から夏、秋のシーズンでは北海道観光でレンタカーを借りても快適走行を行うことができますが、冬期間に入ると多くの方が知っているように、雪道走行になるので安全運転を心掛けることは当然ながら必須です。
圧雪道路やアイスバーン、ブラックアイスバーンなどは北海道では珍しいことではありません。
特にトンネル内や橋の上などはブラックアイスバーンになりやすいのと、交差点はスタッドレスタイヤによって磨かれた路面になるので、滑りやすくなることから道外からの旅行者は気を付けることは必須です。
北海道特有の矢印の道路標識
郊外を自動車で走行した方は気付いているかもしれませんが、道路標識で固定式視線誘導柱というものがあります。
この標識は道路脇の高い位置に等間隔で矢印が下向きに設置をしているものになり、赤白のストライプで作られていることが一般的です。
紅白のストライプだけで作られているものや、反射板を採用している場所、夜間になるとライトで視認性を良好にしている矢印の固定式視線誘導柱を見つけることができます。沿道に店舗や会社などが無い場所や、街路灯が無い場所でも設置されている道路は北海道ではかなりの場所に設置されています。
矢印標識が必須な理由
固定式視線誘導柱という赤白の矢印標識が北海道に多い理由は、冬期間に吹雪やホワイトアウトになったとしても、この標識はここまでが道路ですよと視認させる標識になるので、矢印標識を確認しがら走行させることを可能にしています。もしも標識が無かったとすると北海道の冬期間は道路の白線などは積雪によって見えなくなるので、道路の位置関係を把握できない可能性があります。
、固定式視線誘導柱を頼りに運転をすることで中央線をはみ出して対向車との事故を防ぐことに役立ちます。特にホワイトアウトの現象は、そもそも郊外で起きやすいものなので自動車のヘッドライトを点灯させても前方確認が困難な状況でも、矢印の標識を確認することで運転は継続できます。
以前はハロゲンのヘッドライトやテールランプが採用されてきましたが、現在では新しい自動車の殆どえLEDライトを採用しているので、熱によって雪が解けることが少なくなることから、ホワイトアウトによって停車してしまうと後続車に追突されるリスクがあるので、固定式視線誘導柱は雪国では地味に活躍しています。
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