知る人ぞ知る、北海道の秘境温泉「二股らぢうむ温泉」。
温泉好き女子の実体験をご紹介いたします。
二股ラジウム温泉へ
二股ラジウム温泉は長万部町の山奥にあります。
予め連絡をしておけば長万部駅から送迎もありますが、時間を気にせずにゆっくり温泉を堪能したいのであれば、車で行くのが良いでしょう。
私はもちろん自家用車にて向かいます。
長万部の市街地から国道5号線を倶知安方面へ、JR二股駅を超えて少し進んだ辺りに「二股温泉」と書かれた道道842号線への分岐の看板が見えてきます。
道路表示があるためその通りに行けば良いのですが、道道を進んでいくと車1台分しか通れないような箇所もあって、秘境温泉に行く期待感のようなワクワクする気分が盛り上がっていきます。
だいぶ山奥に進んでいくと左側に「二股らぢうむ温泉」の看板が見えますのでご注意を。
ここまでくればあと少しで到着ですが、施設の前には曲がりくねった急勾配な坂道があって、冬場はスリップする可能性あるので、辿り着くまでがやや苦労するかもしれません。
全体的な所見
まず全体的な所見です。
施設の建物そのものは思ったよりきれい。売店はありますが、わずかな食料と湯の花など販売があるぐらい。
食堂はありますが、日帰り客はなるべく食べ物は持参して欲しいと店主より言われました。
休憩所は広いのですが、私が訪れた3月中旬頃にはすでに暖房が切られていて寒かった。おそらく常連の方だとおもうのですが、枕や毛布を持参して仮眠をしているようで、時期にもよるのですが持っていた方がよさそうです。
脱衣所は平日だったのである程度ゆとりはありますが、土日になると混雑するようです。
風呂場内には洗い場のような場所はあるけれど、シャワーはない。浴槽のようなものに溜めてある湯をオケですくって、髪や体を洗うことになるので手間を感じることがあると思います。
石鹸やシャンプーは使用禁止らしく、ドライヤーの設置ないので持参してください。
風呂場には炭酸水が出ており、その場で飲んだりペットボトルに入れて持ち帰って飲む客も多いようです。
炭酸ですがシュワシュワとはせず、味はしょっぱい感じでかなりクセがあり、正直に言うと美味しくはありません。しかし、便秘などの改善などに効くとのことで、良薬口に苦しでしょうか?
他の温泉施設と比べると不自由な事が多いように思いますが、サービスが等とは思わずに秘湯だからというスタンスでいれば楽しめるでしょう。
お風呂は
お風呂ですが、女風呂、男風呂、混浴風呂、混浴のプールなどがあります。
プールは水着を着用しますが、女風呂から行くと男風呂の中を通らなければならないので、男性が裸で歩いている事もあって気まずい。
露天風呂は混浴ですが、お年寄りがほとんどなのであしからず。
訪問時(3月中旬)では、お湯はぬるめに感じました。内風呂は2種類あり、ぬるめと暖かめがありましたが、暖かめであっても40度まではない印象で、お湯が湧き出てくる口の前に行かないと温まらない。
でもここは湯治場であり、治療として2時間や3時間の入浴する。そのため、ぬるめでないとのぼせてしまうということでしょう。
ゆっくり湯に浸かるとじんわりと汗をかくことはできたけれど、露天風呂は3月はまだ寒く、私としては入っていることは難しいかな?と思いました。
温泉に湯の華がものすごく多く、これは見応えがあります。
感想
客層は平日なので日帰りよりも、湯治で連泊する客も多ったとおもいます。
年齢層は高齢者が目立ちままぃたが、土日祝などには広い年齢層で道外から訪れる客もいるそうです。
泉質は日本でもかなり珍しいとのことで、入る価値はあるでしょう。
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