北海道での妊婦生活

春に妊娠が発覚し、予定日が翌年の2月になった妊婦生活のお話です。
北海道田舎暮らし、初めての妊婦生活の過酷さは想像以上でした。

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初めての妊娠

初めての妊娠で戸惑うことも多く、仕事をしながらの辛い悪阻は本当に大変でした。あまり体調不良を経験したことがなく、自分の身体が思い通りにならないのにストレスを感じましたが夫のサポートもあって、辛いながらに幸せな妊婦生活を送っていたと思います。

大抵のことは自分が我慢して、お腹の赤ちゃんのことを思うとなんとかなるものですね。
お腹の赤ちゃんも順調に成長し、お腹はみるみる大きくなっていきました。

冬の厳しさ

予定日が近づくにつれ北海道は冬になり、12月に入ると雪が積もります。これが本当に大変で、妊婦じゃなくても大変ですが、赤ちゃんのことを考えると厳しい作業が増えていきます。

住んでいる地域には自宅近くにはスーパーもコンビニもありません。外出するには必ず車が必要です。前日の夜に夫が雪を下してくれても、朝には走行できない程の雪が車に積もっています。さらにはその雪を下した後に車の周りも除雪が必要になるのです。雪下ろしや除雪は臨月が近い妊婦にはとても過酷な作業でした。
一番精神的に辛かったのは、周りの方が代わりに雪下ろしなどやって下ったこと。とてもありがたかったのですが、気持ちだけは元気なので、分本当に申し訳ないと思ってしまいます。

妊婦健診で病院に行くにも車で20分かかり、冬の間すべてタクシーというのは金銭的に厳しいものがあり、誰かの協力なしには生活できない冬となりました。

思うこと

無事に出産した今思うことは、北海道という雪国でなければこのように思うこともなかったのだろうと感じます。そして妊婦さんはみんな幸せなものと思っていましたが、それよりも過酷で助けを求めていると感じました。

北海道の人は優しい人が多いとよく言われますが、本当にその通りだと思います。私が除雪をしていると知らない人やそれを見かけた人は手伝ってくれたり代わって下さる人もたくさんいました。
北海道の冬は本当に寒く冷たい雪が降りますが、人の温かさも感じられた妊婦の冬でした。

※写真はイメージです。

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