冬の凍てつく寒さのなか、温泉街に足を運ぶついでに訪れたのは「サル山」がそびえ立つ「函館市熱帯植物園」。
サル山がメインになってしまった感は否めないのですが、亜熱帯植物も沢山咲き乱れており、カラフルな植物も必見です。
北海道なのに沖縄のハイビスカスが咲いているのを見ると・・・ちょっと違和感がありますが、手入れも行き届いており見応え十分でした。
園長の坂井さんが解説
園長みずからが園内のことを説明してくれるのも魅力、豆知識も増えます!
こちらでは亜熱帯植物のみならず、インコ、鯉なども飼育されています。中でも園内に響き渡るのがおサルたちの雄叫び。
園長は生態をよく知っている1人で色んな解説をしてくれました。
「函館市熱帯植物園」が完成したのは、昭和45年、かなり歴史のある施設で、もっとお客さんを増やしたい・楽しませたいという想いがあり、サル山を造られたそうです。サルの種類はニホンザルでした。
サル山でのパフォーマンス
サル山ではお客さんを惹き付けるために食事シーンも公開していて、1日2回の食事シーンを見ることもできます。
私が行ったとき、丁度、バケツを持った飼育員さんが餌を与えていて、高い見張り台から見張り役になるサルが「キャッキャ」と飛び跳ねていました。
餌はジャガイモ、リンゴでした。ときにはパンや旬の野菜も与えているといった話しを聞きました。
サルのなかには、食べ物を両手に持っているのに横取りしているサルもいて、弱肉強食の世界をマジマジと見せつけられます。
でも賢いサルもいて、餌が欲しいから芸をするパフォーマンスが面白かったです。
餌やり以外にも、サルの餌が100円で買えます。
餌を持っていいるのがわかると、両手をパチパチさせて頂戴をするサルもいたり、片手を上げてアピールするサルもいました。
温泉に浸かる
冬から5月くらいまでの期間限定でサル山に温泉が登場しています。
訪問がそのシーズンだったので、温泉に浸かるサルが沢山いました。
縁に肘をつく姿や、目を閉じてじっくり肩まで浸かる姿などは、人と大差ないくらい違和感なく、温泉を楽しんでいるようです。
温泉目がけて飛び込むサルもいたり、バク転しているサルの傍らで水しぶきがかかるサルもいたり、楽しく拝見できました。
料金が大人300円、小中学生100円とリーズナブルで、また機会があれば行きたいスポットです。
函館市熱帯植物園の施設情報
住所:函館市湯川町3丁目1番15号
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