冬の小樽グルメと小樽運河イルミネーションを紹介!
北海道を代表する人気観光地、小樽。
その小樽が最も美しく光り輝く季節が冬。
苦しかったコロナ渦を乗り越え、再び人が集まり出した小樽。
その小樽に、冬の始まりの2024年12月に訪れたときのことを、レポートしたいと思います!
コロナ渦での小樽
新型コロナウイルスが日本に上陸した2020年1月から約3年間、北海道の人気観光地小樽は本当に苦しんでいました。
私はコロナ渦の小樽を何度か訪れましたが、外国人観光客はもちろん一人もおらず、小樽を代表する観光地である「堺町通り商店街」も、両手の指で数えられそうな人数の日本人がぽつりぽつりと歩いているだけの、本当に寂しい光景だったことを覚えています。
コロナ渦での堺町通り商店街の、「さかいまち盛り下がってるぜー!!」「マジでタイヘンジャー」などの自虐ポスターも、今では懐かしく感じます。
2024年12月の小樽
2023年5月に新型コロナウイルスが「5類感染症」になり、ほぼ収束してから約1年半、現在の小樽の様子はどうでしょうか。
外国人観光客の圧倒的な数に驚く
私は2024年夏の「小樽潮まつり」のときも小樽を訪れており、そのときは日本人が多かったですが、冬の小樽は外国人観光客、その中でもアジア系観光客が圧倒的に多かったです!
見た感じ8~9割はアジア系観光客で、どこを見ても外国人だらけで、日本人を探すのがたいへんなくらいでした。
昨今社会問題となっている、オーバーツーリズムの流れがこの北海道小樽市にもやってきているのかな、という印象でした。ちなみにアジア系観光客といっても、おなじみの中国系、韓国系ばかりではなく、東南アジアから来たと思われる方々の割合が増えているのも、以前と違うところだと思いました。
外国人観光客のマナー違反は見受けられず
あくまで私がその日一日見た印象ですが、オーバーツーリズムで問題になっている、外国人観光客のマナー違反は一切見受けられませんでした。
しかし北海道においても、人気観光地である美瑛町などでは、外国人観光客のマナー違反が原因で、人気のシラカバ並木が伐採されるなどの問題が起きています。
こうした出来事を単に感情的に外国人ヘイトにつなげるのではなく、お互いウィンウィンの状態になれるような工夫が必要だと思いますね。
小樽堺町通り商店街のおすすめ店舗、グルメを紹介!
さて、そんなアジア系観光客に大人気の小樽堺町通り商店街のおすすめの店舗、グルメを紹介していきたいと思います!
オタルトの「オタルトしるこ」
まずはしばれた(とても冷えた)体を温める、オタルトというお店の、「オタルトしるこ」です。

オタルトは、三方六(さんぽうろく)というお菓子が有名な北海道の製菓メーカー「柳月」の店舗になります。
「オタルトしるこ」はカップに入った気軽に飲めるおしるこで、オタルトに入って奥のほうにある、「オタルトカフェ」で購入することができます。
クセのない、オーソドックスな優しい味わいのおしるこで、寒い中で飲むのにぴったりなおすすめ商品です!
もはや定番?!「タケダのザンギ」
お次は小樽堺町通り商店街の、もはや定番グルメとなったと思われる、大人気商品「タケダのザンギ」です。
店舗のメニュー写真でも、日本語の他に英語と中国語が併記されており、外国人人気がうかがわれます。

「タケダのザンギ」はプラスチックのカップに入ったザンギ(鶏の唐揚げ)を串で刺して食べるスタイルの商品で、そのままか、4種類の味わいのタレを選ぶこともできます。
私はポン酢味を選びましたが、カリカリのザンギにすっぱいポン酢がぴったりで、本当に美味しかったです!

この店は商品も魅力的ですが、更に素晴らしいのは店舗裏に暖房の効いたイートインスペースがあり、ゴミ箱も設置されているところですね。
ゴミ箱もよくあるお祭りのゴミ箱のように乱雑ではなく、プラスチックカップと串を食べた人が分別するスタイルで、店員の負担も減らし、環境にもやさしい、素晴らしい工夫だと思いました。
外国人にも大人気!「スヌーピーヴィレッジ」
次はアジア系観光客にも大人気の店舗「スヌーピーヴィレッジ」を紹介します。
この店はその名のとおり人気キャラクター「スヌーピー」のグッズやお菓子などが大量にそろえられている店舗で、堺町通り商店街の中でも屈指の人気店舗だと思います。

スヌーピーグッズは札幌市の雑貨屋さんなどでもよく売られていますが、この「スヌーピーヴィレッジ」では、普通の雑貨屋では見かけない、この店オリジナルのおしゃれなグッズを購入することができます。
特に2階ではスヌーピーが登場する漫画「ピーナッツ」の黄色い鳥のキャラクター、ウッドストックのグッズが大量に売られており、本当に「ここでしか買えない」商品がたくさんあって素晴らしいです!
「かま栄」工場直売店で「パンロール」を食べる!
小樽堺町通り商店街の店舗ではありませんが、北海道では定番のかまぼこ店「かま栄」の工場直売店が商店街の近くにあります。
この店は工場直売店だけあって、かまぼこが今まさに製造されているところを、窓越しに見学することができ、もちろん揚げたてのかまぼこを購入して店舗内で食べることもできます。

「かま栄」の商品だけではなく、北海道定番のお土産なども売られているのが本当に素晴らしいですね。
私はこの店には何度も行っていますが、毎回人気商品である「パンロール」を購入します。
「パンロール」はすり身を食パンで包んで揚げた「かま栄」オリジナル商品で、普通のかまぼこよりも少しカロリー高めな、濃厚な味わいが魅力の商品です。
237円(税込)という価格も魅力的ですね!
青く輝く、小樽運河のイルミネーション!
「パンロール」を頬張りながら小樽運河に向かっていると、雪が降ってきて、やがて吹雪のようになってきました。
顔に向かって雪が飛んできて、体中が雪だらけになるような天気の中でも、小樽観光の定番スポット、小樽運河は大人気でした。
ここでもやはりアジア系観光客が圧倒的に多かったですね。
いつも美しい小樽運河ではありますが、冬の運河の美しさは別格ですね。
本当に美しい。
青く輝く運河のイルミネーションもいいですが、なにげに運河のクルーズ船も青色の電飾が施されているのがきれいですね。

この小樽運河のイルミネーションは、毎年11月~1月の3カ月間、楽しむことができます。
コロナ渦を乗り越え、輝きを増した観光地「小樽」
道民として、北海道を代表する観光地小樽のコロナ渦の苦しかった時期を見てきただけに、現在の小樽の賑わいは、輝きを取り戻したというより、コロナ前より「輝きを増した」感があります。
中でも冬の小樽は、美しい小樽が1年で最も美しく光り輝く時期。
身を刺すような寒さの中、しばれた体を温めてくれる、堺町通り商店街の小樽グルメ、そして青く輝くイルミネーションによって、1年で最も美しくなる小樽運河。
コロナ渦を乗り越え、さらに輝きを増した、冬の小樽の魅力を紹介させていただきました!
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