昔からよく行き来する札幌〜函館の間。
その道中にあって、以前から気になっていた長万部町を覗いて、レポートしてみました。
長万部町とは
北海道の地名の中でも上位の難読漢字でも有名な長万部(おしゃまんべ)町。話題のゲーム「桃太郎電鉄」で名前を知った方も少なくないと思います。
北海道新幹線の札幌延伸で、駅が作られることで今は工事が進んでいます。
そんな長万部町は内浦湾と呼ばれた海に面し、北海道の南側、ちょうど窪みの部分に位置します。
この海ですが、多くの海産物に恵まれ、シーズンになれば多くの釣り客が訪れます。
長万部の駅から真っ直ぐと歩くことで見えるこの海には、乗り換え時間に景色を観にくる観光客の方もいて、夕焼け時には綺麗な写真が撮れるほか、強風であれば更に荒れた海に出会え自然の面白さを味わえます。
また鉄道村と呼ばれ、知る人ぞ知る鉄道に関する品々が展示されている博物館があり、わざわざここを訪れるために、おしゃまんべの駅で降りる方も少なくありません。
全国で初の島式漁港がある
そんな長万部町の国縫(くんぬい)と呼ばれるこれまた難読地名に、国縫漁港と呼ばれる全国で初の島式漁港「ワイングラス型漁港」が存在します。
一般的な漁港と比べて丸く円を描いているのが特徴で、実際に訪れてみるとその迫力に驚きます。またカレイ釣りのシーズンには多くの釣り客で溢れ、防波堤の上から並んで竿を投げている姿は圧巻です。わざわざこの時期に合わせてキャンピングカーで訪れる観光客もいるほど、釣りを趣味とする人には有名な漁港でもあります。
グルメの紹介
グルメに関していえば、まず駅弁で有名な「かにめし」。
長万部町のみならず、道内回外の多くの催事に出品されているので、目にしたことがある方も多いかと思います。
蟹をメインとした「おしゃまんべ毛ガニ祭り」では茹でた毛蟹が並び、毎年多くの観光客が訪れます。
ほかにも、「浜ちゃんぽん」と呼ばれる海産物がどっさりとはいったちゃんぽんが有名な「三八飯店(さんぱちはんてん)」。
まず目につくのは大きなイカ。そしてエビや蟹、ホタテやホッキ、ワカメが乗ったちゃんぽん。
想像できますか?実際に目にするととても高揚します。
更に、大きなお皿ででてくるあんかけ焼きそばは、何も知らずに普通盛りで頼むとお腹がはち切れそうなほどのボリュームなので、ぜひ一度、チャレンジしてみてください。
北海道旅行に札幌、函館といった大都市を選ぶ方も少なくないと思います。
のんびりと下道を走る旅行を計画した際には、是非、長万部町の綺麗な海と美味しいグルメを楽しんでみては如何でしょうか?
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