「帯広」というマイナースポットに溢れた魅力

2020年3月、彼の帰省に合わせて、人生で初めての北海道帯広市へ行きました・・・
北海道帯広市。札幌とかならまだしも、余程の用事がなければ、なかなか行ったことのある方は少ないのではないでしょうか?
私もわざわざ、あの広大な北海道へ行って限られた時間の中で「帯広市」へ行こうとは今までなら思いませんでした。

きっかけは長くお付き合いをしている、彼の地元が帯広市であること。
そして初めて帰省についていくことになったので、自然と帯広を訪れることに。

旅行前からワクワクが止まらない私は、帯広について調べてみました。
すると、何もないと思い込んでいた帯広には、「都会から離れた地」だからこその魅力が溢れていたのです。

現地について1番に感じたのは札幌では感じられなかった「北海道感」。
広く開けた土地に雪が積もり、さらなる広大感を演出していて、これが北海道だ!!と感じました。

車で向かったのは幸福駅。
走っている最中に狐にも遭遇し、絵本の中のような世界に私は感激してしまいました。

北海道好きのいとこが買ってきてくれた、幸福キップをお守りのように長年もっていた私は、やっと自分の足でこれたことがなんだか感慨深くとてもうれしかったです。
幸福駅は観光スポットとされているものの、札幌から車で4時間ほどの僻地。
知っている観光地とは全くイメージがちがって、人が溢れているわけでもなく静かな場所でした。

お目当の幸福キップは、かわいらしいおじいさんとおばあさんが販売しています。
到着したのは午後でまだ明るい時間だったのにも関わらず、その日の気分で?店じまいをしている感じで、ぎりぎり買えたのでよかったなと。

そして辺りを見回すと広がる雪景色、まだだれも足をつけていないところばかりで、夜になれば更に幻想的な空間でした。

食べ物に関していえば、北海道といえば海鮮はもちろんですが、帯広にならではのソウルフードで気になった物を紹介します。

一つは「ユッケジャンラーメン」。
ユッケジャンスープはよく見かけますし、たまにラーメンとして置いている焼肉屋さんもありますが、全く今まで食べたことのない料理です。
牛骨スープがしっかりときいていて、辛さは選べますが辛いもの好きの私は結構辛めで濃厚でした。

そしてもう一つが「インディアンカレー」。
帯広ではチェーン店ともなっている、帯広市民は昔から慣れ親しんだカレーだそうです。
私はテイクアウトでたべましたが、何とも言えない家庭の味のような、でもどこにも変わりはないような素敵な味です。

どちらもありそうでないもの・・・どちらも、また北海道へ来たら帯広に絶対こようと私を思わせるほどの忘れられない味になりました。

北海道は想像した以上に広くて、旅行では日にちも限られるので、行ける場所も限られると思います。
でも一度帯広に足を運んでみてください。

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