北海道に行くならば、一度は体験してみたかった流氷ツア。
紋別の港から乗る、ガリンコ号のツアーは「探検」という言葉がぴったりのクルージングでした。
紋別は北海道の東側の海っぺり
紋別は北海道の東にある小さな港街。観光地として有名なサロマ湖や、網走から少し北西に位置しています。
”流氷の天使”と呼ばれる不思議な生き物クリオネに会える「北海道立オホーツク流氷科学センターGIZA」や、地面に生えた巨大なカニの爪のオブジェなど、地味に強烈なインパクトのある観光スポットが点在する街ですが、このエリアの最大の魅力はやはり冬にあります。
ガリンコ号流氷ツアーです。
ガリンコ号とは?
紋別、流氷で検索すると出てくるのが『ガリンコ号』というキーワード。
世界初の流氷砕氷観光船で、今就航しているのは三代目の『ガリンコ号III IMERU』です。
赤い小さな観光船ですが、二本の巨大なスクリュー(ドリル)を駆使して流氷の海を航行していく、恐らく日本では唯一のシステムを導入している船です。
運行しているのは一月の末から三月半ば頃。
遠方から宿泊込みのツアーで訪れる方もいれば、このガリンコ号だけのチケットを予約してふらりと訪れる方もいらっしゃいます。いずれにせよ、座席は限られているので早めの予約がお勧めです。
流氷を割って進むガリガリという凄い音と振動は、他では味わうことができない迫力、お天気が良ければ、青空と白い流氷の美しいコントラストも楽しめます。
運が良ければ、流氷の上で休むアザラシや、鷲などの天然記念物たちに遭遇することも!
ガリンコ号が停泊する紋別港の『ガリンコステーション』も一大観光スポットで、道の駅やアザラシに会えるシーパラダイスなど、季節を問わない楽しい施設です。
もんべつ流氷まつり
毎年2月半ばに開かれる紋別のお祭りで、ガリンコ号に乗りにいくならこの時期がお勧め!
コロナ禍で中止になった年もありましたが、令和4年からは規模を調整して実施されるようになりました。
この土地ならではの新鮮な海産物の販売やバーベキューが楽しめたり、ステージイベントなど、盛りだくさんなおもてなしプログラムが用意されています。雪まつりに比べれば規模は小さいですが、雪像・氷像が作られたり、夜はライトアップされて幻想的な風景を楽しむことができます。
紋別に行こう!
稚内と知床の真ん中あたり、スルーされてしまいがちな紋別ですが、意外な魅力が詰まった町です。
この辺りをドライブするなら、是非半日程度のゆとりをもって訪れてみることをお勧めします!
夏でも冬でも、きっと素敵な経験が出来ますよ。
そしてワタクシ的なお勧めは、紋別港から見る日の出の美しさです!
※画像はイメージです。
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