増毛町は反則的なうまさのエビがある上、有名な酒蔵である「国稀酒造」もあり、一時期はコロナの影響で中止になっっていた「増毛町春祭り」は2023年無事復活。
お酒とつまみの楽園といっても過言ではない、これほどの町は他には無いと思いますのでご紹介。
札幌から車で約2時間30分の「お酒とつまみの楽園」
増毛町をすぐ「ましけちょう」と読める方、あなた北海道の方ですね。増毛町は留萌地方、つまり北海道の北西部にある小さな町です。特別大きな観光地があるわけではありませんが、個人的にはぜひ推したいスポットとして今回ご紹介します。特にお酒好きにはたまらないと思います。
ちなみに大都市札幌から増毛町に行くには、2時間30分は見たほうが良いでしょう。国道231号線を使いますが、ドライブ好きでなければひたすら海、海、岩の連続です。飽きる可能性があります。
増毛町で食べるべきはエビ!
増毛町に到着したら、すぐに行きたいスポットが「遠藤水産」です。
「遠藤水産」は大きな赤い看板で「港町市場」と書かれているのですぐわかります。
お世辞にも清潔!とは言えない店内ですが、店員さんがとにかく優しく、休日などの場合はお魚解体ショーもやってくれますよ。しかし!とにかくここで食べてほしい、買ってほしいのは「甘エビ」です!その日とれた「甘エビ」は1匹単位で購入出来ます。しかもその場で食べられる!
若干勇気が入りますが、「その場で食べます」と言えば紙コップで数匹出してくれるというフレンドリーさに感動します。この甘エビが反則的に美味しい。本当に美味しくて、財布の紙幣を全てつぎ込みたくなります。
入口にベンチも用意してあるので、天気の良い日はそのままエビを食べることを激しく推奨したいところです。
メジャーな酒造「国稀酒造」
明治15年に創業した、歴史のある酒造「国稀酒造」。
お試しのお酒もありますので、ドライバーさんは飲酒を控えてくださいね。同乗者の方は適度に楽しみましょう。
古い店内は味わい深く、昔の酒造りの様子を見学することが出来ます。
代表の日本酒はずばり「国稀」。ですが、スタッフの方に自分の好みを伝えると酒造のお酒から好みの味をセレクションしてくれます。
グッズは何気に男らしい前掛け「帆前掛け」がかっこいいです。
季節限定のお酒なども気軽に試飲出来ます。日本酒好きならたまらないスポットです。
増毛町最大のフェスティバル「春まつり」が最高過ぎる
このエビと日本酒を抱えた増毛町、これは酒好きにとっては夢のような町です。
さらにこの町の魅力を満喫できるのは、増毛町春の大イベント「春まつり」です!
飲食屋台が集合し、あらゆる味覚を提供してくれます。
ここでも嬉しいのはやっぱり「エビ」!1パック1,000円という強気な値段ですが、「甘エビ」と「ボタンエビ」がそろっています。
筆者はどちらも購入し、その場で皮を剥いて食べるという暴挙に出ました。もちろん座席があるからオッケーです。
さらに増毛町はシードルも美味しいのです。林檎の発泡酒である増毛シードルは、フルーツワイナリーで購入出来る商品なのですが、町外れまでドライブ出来ないという方はお祭りで買っちゃいましょう。
で、その場で飲むとすごく美味しい。これはぜひ広めたい。
シードルとエビ、日本酒、そしてビールが楽しめる町、増毛町。ぜひお祭りシーズンに足を運んでみてほしい町です。
魅惑の増毛町
町には港があり、船の往来を見物したり、釣り好きの方なら釣りを楽しむことも出来ます。暑寒別岳の近くなので、登山目的の方も多いそうです。
ただし宿泊施設がない!これが最も手ごわい問題となります。
ドライバーさんもお酒を楽しむのなら、代わりのドライバーさんを用意するなど対策が必要です。
北海道の初夏を最も有意義に過ごせるスポットとして、おすすめします。
※画像はイメージです。
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