北海道発祥?! 六花亭 マルセイバターサンド とは?

マルセイバターサンドとは北海道帯広市の老舗菓子店「六花亭」が販売している菓子です。
六花亭は道内に68店舗ある北海道を代表する人気店で、特にマルセイバターサンドは北海道土産として白い恋人やじゃがポックルに並んで全国でも知名度が高いのではないでしょうか?

目次

マルセイバターサンドとは

1977年に旧社名「帯広千秋庵」から「六花亭製菓」の社名変更を記念して発売されました。
その当時、東京で好評だった小川軒のレーズンウィッチを参考に開発され、六花亭専用の小麦粉でつくったビスケットに、北海道産生乳100%のバターとレーズン、ホワイトチョコレートをあわせたクリームをサンドしたお菓子。
マルセイとは、1905年(明治38年)に依田牧場(晩成社)が、北海道で初めて商品化したバターである「マルセイバター」を使用した商品であった名残です。
パッケージは丸で囲まれた「成」の左右にバ・タとデザイン文字があしらわれ、「バナリタ」の愛称でも親しまれています。

発売当初は道内でのマイナー商品でしたが、1990年代後半から徐々に全国に知れ渡り、現在では北海道の人気のお土産の一つとして人気があります。

マルセイバターサンドの秘密

バターサンドがなぜ作られてかといえば、千秋庵製菓から六花亭製菓へ社名変更する時、記念して発売されたお菓子です。

もともとノウハウを持っているバターとホワイトチョコレートにレーズンを入れて作ったレーズンバターを、ビスケットで挟んだ「マルセイ バターサンド」か完成したのです。
関東の洋菓子店「小川軒」が発売し注目されていた「レイズン・ウィッチ」から着想を得たらしいのですが、横浜の洋菓子店「かをり」などでも人気を博していたので、「レーズンサンド」はどちらかといえば当時のトレンドなお菓子だったと思われます。

ただ「マルセイ バターサンド」は、他の物よりもあっさりとした甘さなので、独自の差別化は出来ていると思います。

包装紙の秘密

マルセイバターサンドの特徴として、味以外にパッケージも注目してください!
マルセイバターサンドの包装は発売当時のラベルを復刻再デザインしているため、当時のレトロな雰囲気が漂います。

これを描かれたのは、坂本龍馬の末裔である坂本直行氏で、75歳で病にふせるまで農民、画家として生き抜いたという人物です。

食べてみた

ビスケットのサクサクさに、バターのまろやかさ、そこにレーズンのアクセントの効いて本当に美味しいです。
バターがたっぷり入っているのでダイエットの天敵、一つあたり165カロリー!
小さい割にハイカロリーですよね。

しかし、一日に一個にしておけばカロリーも気になりませんし、腹持ちもいいです。

最後に

北海道を代表するお菓子、マルセイバターサンド。
魅力がいっぱいで、今すぐにでも食べたくなりますよね。
歴史的に見ても知れば知るほど面白い事ばかりで、さらに六花亭の魅力もたくさん知れました。

ぜひ北海道にお越しの際は一度味わってみてはいかがでしょうか。
コーヒーと合わせて食べると、家に居ながら北海道の大自然を感じられる味わいに贅沢な気分に浸れる事間違いなしです。

※画像はイメージです。

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