北海道三大夜景ってどこがいいの?

夜景はいつ見てもロマンチックで「わー!きれい!」とつい声を上げてしまうような感動がありますよね。
そんな人々を魅了してやまない夜景の1つ函館山は香港・ナポリと並んで世界三大夜景と言われています。まだまだ世界には美しい夜景が数多くあると思いますが、北海道からも自慢の三大夜景を紹介したいと思います。
クリスマスも近いので参考にしてください。

目次

世界三大夜景・函館山から100万ドルの函館夜景

まずは定番の函館山。ご存知の通り、函館山の夜景は「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」というミシュランガイドの観光地版で三つ星として掲載され、その記事を見た多くの外国人観光客が訪れています。
標高334mの函館山展望台まではロープウエイ以外にも、バスなどで行くことができます。展望台にはレストランがあって、100 万ドルの夜景を見ながらコース料理が頂けるので、ちょっとリッチな体験ができるはず?

函館山夜景の最大の特徴は、両側を津軽海峡と函館湾に挟まれ、海の暗闇の中で浮かび上がる「くびれ」の形で、この光が描く特徴的な地形のアーチが100万ドルの夜景たる所以ではないでしょうか?

日本新三大夜景に認定された藻岩山からの札幌夜景

藻岩山は2015年に夜景鑑賞士による投票で、「日本新三大夜景都市」に長崎・神戸と並んで認定された札幌の夜景。札幌中心地から車で約20分程とアクセスの良さも観光客に人気の藻岩山。

標高531mの山頂で見る夜景は、札幌の街を360°の大パノラマで見渡すことができて、札幌夜景の特徴はなんといっても大都市ならではのどこまでも続く光の海。その中にオレンジの光が多く、この温かみのある癒される色味も特徴のひとつです。これは札幌の街灯の約7割が「ナトリウム灯」というオレンジがかった電灯を使っているからです。
雪が降っても透過性が高くて見通しがよく低温性能にも優れているため使用されてきましたが、時代の流れで電灯の交換やCO2 削減の観点から今後はLEDに交換されていくそうで、この色味がだんだん見られなくなるのはさみしいことですが、また新しい風景に変わっていくことでしょう。

また夜景といえばカップルにはもってこいの「幸せの鐘」や「愛の南京錠」もありますので。デートにもおすすめのスポットですね。

海と街を一望できる天狗山からの小樽夜景

最後は小樽・天狗山からの小樽夜景です。小樽駅からバスで約15分、ロープウェイで4分の天狗山山頂から見渡す小樽の夜景は、街並みが山から近くて光が凝縮して見え、漆黒の日本海がその光をより際立たせています。また、冬場はスキー場のためスキーをしながらこの夜景が見られるスポットでもあります。

2003年に札幌駅のJRタワーが竣工して以来、このJRタワー展望室T38からの札幌夜景が北海道夜景の上位に入るようになりましたが、天狗山のノスタルジックな夜景は、函館や札幌とはまた一味違う魅力でロマンチックではないでしょうか。

おわりに

いかがでしょうか?北海道に世界三大夜景や日本新三大夜景があるとはびっくりですね!ロープウエイの中からも夜景が見られるので道中も楽しいです。

北海道で夜景を見る時の注意ですが、冬はもちろん、夏の夜景観賞でも寒さ対策が必要です。
日中は暑くても、夜は日中に比べて10℃前後気温が下がります。山頂はさらに気温が低い可能性もありますので、羽織るものを持っていくのをお勧めします。

北海道ならではの三大夜景、それぞれに他では味わえない特徴があって、思い出に残るでしょう!ぜひご覧になってくださいね!

 

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