2019年の8月に、北海道へ5日間の家族旅行にいきました。
北海道は私にとって2回目で高校生の卒業旅行以来、約10年ぶりでした。
四国からだったのでかなりの長旅でしたが、無事に北海道へ到着し、レンタカーを借りて観光地を巡れるだけ巡りました。
観光地を巡る旅
名所はほとんどまわりました。網走、富良野、札幌、小樽などなど。私は花畑が好きなのですが、夏にもかかわらず色とりどりの美しい花々が咲いていて、四国では見られない風景に魅了されました。北海道ならではの、広々とした山や田畑を横目に、車で風を感じながら走るのは爽快でした。
一番印象に残った、壮大なる釧路湿原
その中でも、私が一番印象に残っているのは釧路湿原です。高校生の時には行ってないので今回が初めてでした。
釧路湿原は、釧路市、標茶町、鶴居村、釧路町の4つの町村にまたがっています。面積は約2万8000ヘクタールもあるそうです。広いというより深い、と感じました。
私は生き物には出会うことができませんでしたが、実際には約700種の植物と、約1300種の生き物がいて、タンチョウやエゾシカなども生息しているそうです。見たかった。
植物が生い茂っていてとても静か。「自然の音」としか言い表せない、心地の良いものでした。澄んだ匂いがして、霧があり、とても神聖な場所に思えました。これが、地球の本来あるべき姿なのかもしれません。日本に、こんな場所があるのだと初めて知りました。普段見ている自然とは格が違いすぎて。
人の手が加えられたものか、そうでないかの違いを肌で感じました。ずっとそこに身を置いていたい、感じていたい、と思いしばらく立ち尽くしていました。ため息が出るほど美しかったです。日本の各地を旅行してきましたが、この釧路湿原以上にそう思えた場所はありません。北海道に住んでいる方がとても羨ましくなりました。四国からは遠いし、すぐに行けるところではないので…。
最後に
今回の北海道旅行では、今まで生きてきた中で、自分にこんな感情があったのだと気づけた旅でもありました。みなさんにも、その感情を体感してほしいと思います。
地球の歴史と壮大さを感じた一日でした。死ぬまでにもう一度行きたいと、心の底から思っています。それまでに、どこでもドアができていたらとても嬉しいのになあ。
でも、長旅を経てたどり着けるからこそ、より深く魅了されるものなのかもしれませんね。
旅行が趣味です。
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